「お・・・、お姉さん・・・。」
「あなたは・・・?」
「ボクは悪魔じゃないよ。」
落ち着きを取り戻したリナは腹部のバイブの刺激に耐えながら起き上がった。翔は椅子に座ったままだが、裸の下半身は小さいペニスが激しくいきり勃っていた。
「動けないよ・・・。悪魔が・・・。」
リナはバイブの刺激でかなり高まってはいたが、冷静に物事を見る事が出来た。
「インキュバスはボクちゃんの中に居るの? どんな風に入り込んでいるの?」
「良く分からない。逆に悪魔の体の中にボクが居るみたいで、ボクが思っている通りに動かない。だけど今はオチンチンの中に居るみたい。だからつらいの。」
「インキュバスが取り憑くとしたらそうね。」
翔は顔を真っ赤にして欲情を耐えている。カウパー腺液が糸を引いた滴っており、細かく震えている。
「お姉さん、つらい・・・。苦しい・・・。」
「自分でしなさいよ。私はバイブを挿れられているわ。動いているのよ。だからボクちゃんのオチンチンをしごかないでいいのよ。」
リナは顔をしかめて突き放す言い方をした。翔にもインキュバスにさせられたとはいえ、オーラルセックスをさせたのだ。オスペを頼むとはとても言えないのだった。だからため息をつき、ひたすら耐えるしかなかった。それでもつらそうな喘ぎと涙でいかにも苦しそうだった。時々訴える様な目でリナに視線を向けている。そして叫ぶ様に泣き出した。
「お願い、悪魔、ボクの身体を動かして。オチンチンが・・・。苦しいよ。気が狂いそうなんだよ・・・。」
リナも少し心配そうに翔を見つめていたが、視線の定まらない状態は本当に精神異常を起こしてしまいそうな程につらそうなのが分かった。
「ボクちゃん、本当に動けないの? つらいの?」
翔はリナに返事をしない。外界の状況が把握出来ない様であり、充血した目は焦点が定まらず、汗と涙を噴き出したまま痙攣しているのだった。
「ボクちゃん? しっかりして!!」
肩を揺すって正気を取り戻させようとするのだが、口から泡を噴き出してしまっているのを見てリナは意を決した。ペニスを摘み上げ、軽く手で擦り始めたのだった。
「アフッ・・・。」
オスペの快感が翔に正気を取り戻させた。激しい高まりなので、すぐにも射精してしまえそうだったが、寸前のままだった。
「ボクちゃん、大丈夫?」
「お姉さん・・・、オチンチン気持ちいい。ああ、出そう・・・。」
しかし射精しない。高まりは更に激しくなっていく。
「ヒーッ、お姉さん、ダメーッ!! 出そうで出ない。気持ち良過ぎてつらい・・・。ワーッ、出ないーーーっ!!」
快感の嵐に翻弄されている翔はこのままでは精神異常を起こすのは間違いないと思えた。
(インキュバスがオチンチンに居るって言っていたわね。きっとオスペでは出させないつもりね。このままでは本当にボクちゃんは気が狂ってしまう。そうしたらボクちゃんは完全にインキュバスに支配されてしまうわ。そうしたら私は完全なインキュバスに責められる事になるわ。)
リナは激しく悶えている翔のペニスをパクッと喰わえた。
「アヒーーーーッ!」
すぐに熱い粘液の塊がリナの口の中に突き刺さってきた。翔は足を痙攣させたまま硬直し、意識を失ってしまった。リナはすぐに吐き出そうと洗面所に向かおうとした。その時意識の無い翔からインキュバスの声が出てきた。
「お姉さん、飲みなさい。飲まなければボクはこのまま翔を責め続ける。翔の心が死ねば、ボクが翔の心になれる。翔の心を殺すのは簡単だ。お姉さんにオーラルセックスをさせ続け、快感の中で精神を破壊すればいい。その為にはかなりの量の精液を飲んで貰う事にはなるけれどね。」
リナは膨らましたままの頬をひきつらせて失神している翔を見つめた。そして喉を汚辱の液の為に広げるしかなかった。そして自分の意志で精液を飲んだ事に自己嫌悪を感じ、泣き伏すのだった。
「お姉さん・・・?」
意識を取り戻した翔は泣きながらリナに声を掛けた。ペニスは相変わらず突き勃ったままだが、リナがオーラルセックスで射精させてくれた事を思い出すと、感謝の笑顔が口元に起きた。
「ごめんなさい、有り難う。ボクの中の悪魔の為にひどい目に遭っているのに・・・。」
「悔しいわよ。本当ならボクちゃんを叩き出してしまいたい。こんないやらしい事をされ続けているのに・・・。」
リナは肛門に挿し込まれている漏斗と膣に填まっているバイブに手を触れそうになっている事に気付いて、慌てて手を引っ込めた。
「お姉さん、その・・・、オマンコに挿れてあるバイブってどんなの?」
リナはきっと翔を睨み付けた。
「アッ、ごめんなさい。だけどきっと痛いんだろうって・・・。どうして悪魔がお姉さんにそんな事をさせるのか・・・。」
リナは苦笑した。
「痛いんじゃないのよ。どっちかと言うと気持ちいいわ。だけどつらいのよ。ボクちゃんが射精させられる時、きっと気持ちいいでしょうけれどつらいでしょ? 私にはオチンチンが無いから良く分からないけれど、それと同じよ。」
翔はちょっと訝しそうな顔をしていた。
「痛くはないの? 良かった。ボクの中の悪魔でも、ボクがしている事でお姉さんを虐めるのはつらいよ。」
「フーッ、良くはないわよ。セックスではないけれど、凄い変態なスケベな事をされているのよ。本当にインキュバスが言う通りにするなら、私は本当の色情狂に成っちゃうのよ。」
「シキ・・・?」
「スケベな気違いよ。膣に・・・、オマンコに常に何かを挿れていないとダメになるのよ。それがバイブだったり・・・オチンチンだったり・・・。」
翔はジッとリナの下腹部を見つめていた。そして大きくため息をついた。
「ボクちゃん・・・?」
「ううん、いいよ。我慢する。」
リナには翔が発情してしまっているのが良く分かった。
「いいわ、もう諦めたわ。どうせボクちゃんのオチンチンを喰わえさせられるのは分かっているわ。それにボクちゃんだって今はインキュバスの被害者。どうせ射精するならつらいよりも気持ちいい方がいいでしょうしね。」
リナはそっとペニスを摘み、静かに揉み上げ始めた。
「ハーッ。気持ちいいよ。どうしてこんな恥ずかしい事が気持ちいいんだろう。アアッ、募ってくる。」
翔の切ない顔はリナの心だけでなく膣にもキュンと来るものがあった。バイブを強く絞るので、振動の刺激がもろに伝わる。その可愛らしい喘ぎの顔にリナは自分からペニスを喰わえてすすり上げた。
「いい・・・、お姉さん・・・пv
ドピュッと迸り出た液体は相変わらず嫌悪の対象ではあるが、それでも汚辱感はなかった。むしろ僅かなリナのS的な要素が美少年を犯している様な気持ちでもあった。翔と同時にリナも精神的な絶頂感を感じた。その時に膣内での異音とバイブの急な停止が起きたが、翔の満足げな顔にリナも嬉しさを感じていた。
「お姉さん、有り難う。」
リナは少し顔をしかめていたが、翔の精液を飲み込むのだった。
「不味い?」
「ええ・・・。随分慣れさせられたけれど、本来は赤ちゃんの胤なのよ。オマンコに挿れる物なのよ。飲みたくはないけれど、飲まないとインキュバスが・・・。ウッ・・・。」
そう言いながらバイブが停止してしまった事に気が付いた。バイブが停止すると新たなバイブを挿れさせられる事は分かっている。翔のペニスを揉み続けていれば挿れ直さなくても良いという事になってはいるが、連続での射精は翔を疲弊させてしまう。自分が我慢すれば良いという気持ちになっていた。しかし自分からバイブを出すという事はこの上ない陵辱であった。
「お姉さん?」
「いいのよ。分かっているの。どうせバイブを挿れ替えないと、インキュバスが出てきてさせられるわ。それなら自分でする。」
リナは涙を拭いながら引き出しの中から別のバイブを取り出し、電池を入れる。しかし躊躇していると背中を叩かれたリナはハッとした。翔が優しい笑顔で脇に立っていたのだ。
「アッ、インキュバスの?」
「ううん、悪魔のボクは出てきていないよ。今、身体が動く様になったの。」
リナはジッと翔を見つめていたが、大きいため息をついた。
「確かに子供のボクちゃんらしいわ。だけどインキュバスがボクちゃんを動かす様にしたのには理由があるわね。逆らっても無駄だという事も分かっています。ボクちゃん、インキュバスがあなたに何をさせたいかは分かるわね?」
「ボクに? 何をするの?」
リナは肩をすくめた。
「そうよね。どんなにおませな子でも、ボクちゃん程度で分かる筈なんてないわ。どこ迄も意地悪なインキュバスだわ。」
リナはバイブを翔に渡して床に寝た。立て膝で足を広げ、バイブの填まっている部分を晒け出していた。
「今挿れられているバイブが止まってしまったのよ。だから挿れ替えないとならないの。それをボクちゃんにさせるのよ。分かる? 一度しているから分かるわね?」
「これ・・・、またお姉さんのオマンコに挿れるの?」
「そうよ。少し太い感じだから、ゆっくりね。」
翔は唾を飲み込みながらリナの股間を凝視していた。そして僅かに出ているバイブの先端を摘んで引き抜いた。
(ウッ、やっぱりつらい。バイブを挿れ続けているから少し麻痺してしまっているのかしら? 炎症でも起こしているのね。中が痒い。ウグッ・・・、まさかこんな子供に自分からバイブを挿れさせるなんて・・・。悔しい・・・。ウグッ・・・、痒い所に手が届いた感じね。)
「お姉さん、スイッチ入れるの?」
「エッ、ちょっと待って。心の準備が・・・。アッ、そこは・・・。」
翔がクリトリスに触れたのだった。しかし嫌悪感はなくなっていた。
「ボクちゃん、少しスケベになっていないとスイッチ入れられるのがつらいの。だから今の所を優しく撫でて。ボクちゃんで言えばオチンチンに相当する所なのよ。」
「ヒッ! そう、そこよ。」
翔は言われた通りにクリトリスを弄ぶ。リナは翔に身を任せ、ただひたすら狂おうとしているのが分かる。そして翔の指先の動きで、ずっと歳上のリナが良がるのをある嬉しさとともに感じるのだった。そしてリナに出来るだけ快感を与えていたいと願うのだった。そして何となくリナの絶頂が分かり、その瞬間にバイブのスイッチを入れた。
「キヒーーーーッпI」
激しい悲鳴は苦痛からのものではない。翔のペニスを吸ってくれた恩返しと感じ、翔にも精神的絶頂感として現れていた。
失神している間も翔はリナのクリトリスを弄んでいた。そして乳房の感触も楽しんでいた。そしてちょっとブルッとした。尿意を催したのだった。無意識にトイレに向かおうとした途端、インキュバスが翔を止めた。
「エッ? 悪魔さん、トイレだよ。逃げ出すつもりじゃないよ。」
その声にリナが目を覚ました。
「ボクちゃん、どうしたの?」
「また悪魔が・・・。ボクはオシッコしたいだけなんだよ。」
リナはハッとした。
「オシッコ? まさか・・・。」
リナの狼狽え方で、翔もその意味が分かった。
「イヤッ、飲ませないで。精液は我慢します。だけどオシッコはまだ・・・。お願い、お尻なら・・・。」
リナにとって、精液を飲む事はオーラルセックスの結果である。しかし尿を飲まされる事は口を便所にされる事なのだ。尻に入れられる事も汚辱には違いないが、それでも排泄孔なので、まだ耐えられる。どうせ拒絶しても同じなのだから、よりましな方という事で尻を突き上げる格好をした。
「ボクちゃん、お尻にして頂戴。私がイヤがったり、ボクちゃんがイヤがれば、きっとお口で飲まされてしまう。それならお尻に・・・。」
「お姉さん、ごめんなさい。」
将は椅子を持ってきてリナの後ろに置き、かなり屈まねばならなかった。相変わらず激しい勃起で、ペニスを押し下げようにも、それ程下を向かないからだ。自分の意志でリナの尻への排尿にはかなりの抵抗感、罪悪感がある。それでもやむを得なかった。
チョポチョポと直腸から大腸へと流れ込む尿をジッと耐えているが、すぐに涙に変わっていくのが分かる。水分不足の身体がたとえ尿でも吸収してしまうのがつらかった。やっと排尿を終えた翔はしきりにリナに謝っていた。
「ごめんなさい、お姉さん。こんな事を・・・? エッ?」
翔は辺りをキョロキョロしていたが、ハッと自分のペニスを見つめていた。リナはまだ尿が体内に吸収されていないので、尻を突き上げたままジッとしていたが、翔の行動に怪訝さを感じた。
「ボクちゃん、何?」
「エッ? アッ、お姉さんには聞こえなかったよね。多分悪魔の声だけど、ボクのオチンチンから喋った様に聞こえた。」
「喋った? 聞こえなかったわよ。」
「そうだよね。だけど・・・。」
リナは翔が困った様にリナをチラチラ見ているので、インキュバスが何か翔に指示を出している事が分かる。それもリナには歓迎出来ない事が。
「いいわ。分かっています。インキュバスは私に何をしなさいって?」
「あのう・・・。ボクは明日学校へ行かなくちゃならない。だからもう帰らなくちゃならないけれど、お姉さんにちゃんと食事させなさいって。」
「食事? アッ、それもお尻から?」
「うん・・・。」
「いいわ。それも分かっているわ。言う通りにした方がいいわ。私にしてもボクちゃんのオシッコが薄まる気がするから。」
それはリナの本心だった。それに早くインキュバスの少年に帰って貰うには、素直に従っていた方がいいのだ。だから翔が恐る恐る栄養ドリンクを流し込んでいても、それをすんなりと受け入れられる。それでなくても何度もアクメに導かれていて、かなりの体力消耗を感じていたので、口からではないにしても、肉体的には体力回復を望んでいた。大腸に流れ込む流動食は、少しずつ吸収され、確実にエネルギーに変わっていくのだった。
「お姉さん、ボクにはお姉さんがボクの帰るのを喜んでいるのが分かるよ。だってボクが帰るという事は悪魔も帰る事だものね。だけどごめんね。悪魔もそれは分かっているよ。」
リナはビクッとした。途端に漏斗に流動物が逆流し、図星であった事を示していた。
「エッ・・・? な、何の事?」
「お姉さんはボクが居なくても悪魔の指示に従っていないと、うんとひどい目に遭わされるって。お姉さんはオマンコにはバイブを挿れたままにしておかなきゃならないって。そして電池が切れたら新しい物と交換するの。それとお口からは何も食べたり飲んだりしてはいけないって。全部お尻からなの。だからボクが居なくても、ちゃんと自分でしなさいって・・・。」
リナは内心怒りに満ちていたが、素直に従うしかなかったのだ。とにかくインキュバスをこの部屋から追い出す迄は。鍵を掛ければ侵入される事はないし、下着は無いにしても上着は在る。インキュバスが居なくなってから、この部屋から逃げ出す事も出来る。
「お姉さん、本当だよ。お姉さんだけでなく、ボクも虐められる。」
翔は勃起したままにされているペニスに手こずりながらズボンを穿き、部屋のドアに向かっていった。
「分かっているわ。ボクちゃんの中のインキュバスは凄い力を持っている事も。」
翔はドアを開け、出て行く時、ちょこんとお辞儀をした。
「お姉さん、有り難う。凄く気持ち良かったよ。」
照れ臭そうな微笑みを浮かべていた。リナは逆さのままで暫くジッとしていた。そしてパッと起き上がり、怒りに燃えた形相で嫌悪のバイブを引き抜いた。そして屈辱の漏斗を引き抜こうとした。しかし接着剤でしっかり着いているせいか、僅かにピリッと剥がれたが、激しい痛みで中止せざるを得なかった。
「チキショーッ!!」
リナは涙を流し、ワナワナ震えながらバイブを叩き付けた。バイブは二つに折れて転がっていく。
「何であんな子供に・・・。」
陵辱の道具の入れてあるタンスの中身を全部引きずり出そうとした。
「何でこんなにSMの道具がここに在るのよっ!!」
自分自身にも腹を立てていたが、引き出しの中の半円形の金属の金具が目にとまった。それが何に使われる物かは分からなかったが、どっちにしても卑猥な用途に違いない物だった。
「悔しい!! 一体これで何を・・・?」
その時リナの後ろで声がした。それはインキュバスとしての翔の声だった。
「それはお姉さんを罰する為の道具だよ。」
「ヒーッ!!」
リナは驚いて振り返り、後ずさりした。タンスにぶつかってそれ以上は動けない。インキュバスはニヤニヤしながら腕を組んで立っていた。
「あなた・・・、ボクちゃんは帰った筈じゃ・・・。鍵の開く音もしなかった・・・。」
インキュバスは不気味な微笑みを浮かべている。
「ボクは帰ってはいなかったんだよ。お姉さんにそう思わせただけ。だけどボクが明日学校へ行かなくてはならないのは本当なんだ。お姉さんがボクの言う事を素直に聞いていればいいのだけれど、そうでなければちゃんと処置しなくてはならない。かと言ってただ最初から拘束するのはボクを・・・、翔本人の事だけれど、恨まれるからね。自分の責任で拘束されるのだから。」
「拘束? やめて・・・。」
逃げようとしていたリナだが、既に身体は自分では動けないでいた。
「お願い、本当に言う通りにしますから。ごめんなさい。だから・・・。あなたはインキュバスよね? セックスが好きなんでしょう? 私なんかより、もっと美人でセクシーな娘はもっと居るわ。あなたの力なら、そういう娘を自由に出来るでしょう?」
リナは何とか逃れようとしていた。
「うーん、この力が誰にでも効くならね。でもボクはお姉さんが大好きなんだよ。それとお姉さんでないとダメなんだよ。後で分かると思うけれど、ボクの力はお姉さんにしか効かないの。ボク達が産まれた時から、ううん、産まれるずっと以前からの運命なんだよ。」
「アアーッ、ダメーッ。」
リナはインキュバスの力で床に転がり、陰部を天辺にし、両手足を床に引っ張られる。
「ボクは自分とお姉さんを同時に操るのはつらいんだ。結構精神エネルギーを使うんだよ。」
そう言いながら、先程の半円型の金具を手足に填める。そして太いネジを使って床に留めるのだった。ドライバーでネジを留められた金具の部分から手足の自由が戻る。四つとも留められ、自由が戻っても、リナは恥ずかしい姿勢のままにされてしまっていた。
「これだけではさっき迄と同じだよね。長くこのままにしておく事を除けばね。」
「本当よ。言う通りにするわ。この格好のままで居ます。だから外して。」
「お姉さん、それが無理なんだよ。自分でこのままで居ようと思っても居られなくなるんだよ。勿論バイブを挿れて良がらせるけれど、今迄のバイブとは違うんだよ。ええと・・・。」
翔はタンスの引き出しを掻き回し、あるバイブを取り出した。まがまがしい凶器であっても、今迄の物と外観は少し違うが、リナにはそれ程特殊なバイブには見えなかった。
「アハッ、お姉さん、ホッとしたね? 確かに外見的にはね。これは電池式ではないの。こうやって・・・。」
翔はポケットからコードを取り出して繋いだ。
「ACだから、電池が切れて止まる事はない。そして電池よりもずっと強い。」
「ヒーッ、そんなのイヤッ!!」
「そう。何度いっても終わらないよ。そして何度もいって貰う。そしてまだそれだけじゃない。」
翔はそのバイブを嘗め、ニヤッとしながらリナの膣口に押し当てた。
「キャーッ、ダメーーッ!!」
バイブを抜いたばかりで、愛液の満ちている膣には何の抵抗もなくバイブが填め込まれる。
「ウグ、グ・・・。」
しかし太さも硬さも以前の物と大差が無く、翔の脅しの口調程には感じなかった。しかしバイブが奥迄押し込まれた時、バイブの付け根の部分がクリトリスに触れた。
「ヒッ・・・!」
そしてショウはバイブから延びているコードを近くのコンセントに差した時、まず最初のショックを受けた。まだバイブが始動したのではない。バイブの付け根のクリトリスの触れていた部分が蠢き、クリトリスが内部に吸引されたのだ。
「な、何ーーーっ?」
そしてリナの悲鳴が爆発した。吸い込まれたクリトリスに激しい刺激を受けたのだった。クリトリスは物理的にマッサージされるだけでなく、低周波マッサージを受けるのだった。
「ギヒーーーーッ!!!」
リナは狂った様に暴れ、激しく悶える。そしてバイブ本体も振動とくねりを始めた。AC式である事で、その動きは強く、快感を感じる間もなく激しく高められるのだった。
「ギャーッ、やめてーーっ!! お、堕ちるーーーっ!!」
口から泡を吹き、全身から汗を噴き出し、失禁しながら痙攣し、白目をむいて苦しい絶頂を迎えた。失神はしていても秘部に対する刺激は止まらない。意識はなくても激しいオルガを続けたままであった。
「ちょっと可哀想な気もするけれど、ボクの場合と違って、精神的に疲労をし、一時的に心に割れ目が出来ないとダーリンが目を覚まさないからなあ・・・。」
翔は失神していても喘ぎ声を上げ、痙攣しているリナを少し心配しながらも本当に部屋を出て行くのだった。
「だ、誰か・・・、助けて・・・。」
時々意識の戻るリナには次のアクメで失神する迄の間、地獄の快感に責め続けられる。失禁と大量に愛液を放出していて、喉の渇きで声もかすれてしまっている。
「つらいのよ・・・。オマンコが・・・。ああ、気が狂いそうな程に気持ちいいのよ・・・。ヒーッ、誰か抜いてーーーっ・・・。」
リナの意識の戻っている時間は短い。肉体的に高められたままなので、意識が戻るとすぐに絶頂を迎えてしまうのだ。しかしリナにとってはその時間ですら、無限に長く感じるのだった。そしてリナの意識では、常に絶頂を迎えて堕ちるので、ただひたすら絶頂を感じている事となる。
「ギヒーッ! また堕ちるーーーっ、心が・・・、心が壊れちゃう・・・。」
リナはただ絶叫を続けていた。その時、
《うるさいなあ、眠れないよ。》
どこからか声が聞こえた。本当は聞こえたのではない。リナの意識に直接響いていたのだ。
「アッ、誰? 誰でもいいわ。私を助けて・・・。」
しかし一瞬感じた気配は既に無く、リナには幻聴であると思えた。今ならどんなに恥ずかしい姿でも助けて貰いたかったのだ。そして再び激しいアクメで失神してしまうのだった。
「お姉さん、大丈夫?」
「エッ、アッ、悪魔・・・。」
翔が心配そうにリナを見つめていた。
「ボクは悪魔の方じゃないよ。」
「ボクちゃん? お願い、抜いて・・・。」
「ごめんなさい。止めようとすると、ボクの中の悪魔がさせないんだよ。」
「つらいの・・・。死にそうなの。苦しいの。」
「悪魔がお姉さんに水を飲ませれば楽になるって。」
「水? 頂戴。喉が渇いて・・・。」
しかし翔は困った様にしている。
「ボクちゃん、早く・・・。」
「だって・・・、お姉さんに飲ませられる水って・・・・・・、ボクのオシッコなんだよ。」
「グッ、オシッコ・・・? いいわ、オシッコだって何だって。お尻に入れて。」
「ごめんなさい。今はお尻はダメなんだって。口からでないと・・・。」
リナにはまともな理性は残っていなかった。だからたとえ小便でも水分が欲しかった。それに精液を飲まされ続けているリナにはそれ程の抵抗感はなかった。
「オシッコでもいい。飲ませて。」
その言葉に翔は驚いたが、それ程につらい事に涙が出る思いだった。ズボンを脱ぎ、屈んでリナの顔にペニスを近付けると、リナの方からペニスを喰わえてきた。
「ハヒッ。強く吸わないで。オチンチンが気持ち良くなっちゃう。」
元々勃起していたペニスが射精体勢に入ってしまう。それでも排尿しないとという義務感が辛うじて勝ち、何とか小便が流れ出た。それをリナは待ちきれない勢いで飲み干すのだった。
「ハーッ。美味しかった・・・。」
「美味しい? ボクのオシッコが?」
「知らなかったわ。こんなにオシッコが美味しかったなんて・・・。ううん、バイブで責められているから、きっとスケベな状態だからよ。お願い、オシッコだけでは足りないのよ。精液も欲しい。」
リナも自分で言った言葉に驚いていた。それでも今は本当に翔のペニスをしゃぶりたいのだった。翔もリナが本当に飲みたいらしい事が分かり、嬉しそうにペニスをリナの口に押し込む。リナは舌でさすり、強く吸い上げ、翔も腰を前後して自分からも高める。そして心地良い感覚で熱い迸りをリナの口内に送り込むのだった。
「ごめんなさい、お姉さん。」
「ううん、いいのよ。少し落ち着いたわ。バイブはかなりきついのよ。だけどボクちゃんのオチンチンを吸っていると我慢出来るわ。」
その時リナは不思議な気配を感じた。この部屋には翔とリナしか居ない筈なのだが、それ以外の気配を感じ、リナはビクッと震えた。良く感じると、ますます不思議な感覚だった。
「ボクちゃん、私変なのかしら? 誰か居るの?」
「誰か? ボク達以外には悪魔だけど・・・a@エッ?」
翔にもリナの怪訝さが分かった。翔には自分自身の中に淫魔が取り憑いている事は自覚出来る。しかしリナにも僅かに淫魔の存在を感じるのだった。
〈あ・な・た・・・。起きて・・・。〉
《う、うーん、誰?》
リナは震え上がった。夫婦か恋人同士の会話が聞こえた。聞こえたというよりも意思を感じたという方が正確である。そして女性の意思は翔から感じ、男性の意思はリナの中に感じるのだった。
「ボクちゃん!! 何、これ? 私の中に・・・?」
《フーッ、良く寝た。ん? お前か? あれっ?》
〈良く寝たじゃないわよ。随分と待たされたんだから。〉
《本当にお前か? 何で男なんだ?》
〈寝惚けているのね。私が男に、あなたは女に成っているのよ。〉
リナの中の男性の意思が驚き、リナの身体を見回している感じを受ける。
「誰? 私の中の・・・。」
《何だ、こりゃ? 意志が強いぞ。》
〈だから、あなたが長く寝過ぎていたからよ。〉
「誰よ。私の中に居るのは誰?」
「お姉さん、ボクの中に居る悪魔と同じみたいだ。」
《悪魔? ひどい言われ様だなあ。たかが器のくせに。とはいえ、今の俺には動かせないなあ。》
「『器』? ボクちゃん、どういう事? 何なの、この悪魔は?」
〈翔にも詳しい事は教えていませんでしたからね。〉
《ちょっと待てよ。俺も長く眠っていたせいかな? どうもこのシチュエーションが理解出来ない。》
〈仕方ないわね。私からこの器達に説明しておくから、その間に目を覚まして思い出してよ。〉
リナは暫く達していなかったせいもあり、かなり高まっている。しかし絶頂を迎えるよりも自分の中の悪魔の存在を恐怖し、状況を理解する方がずっと大事な事であった。
〈私達が淫魔なのは分かるわね? いい言葉ではないけれどね。私達は以前も夫婦だったのよ。勿論、あなた達の言葉で言えば取り憑いたとか憑依したという事でしょうが、私達から見れば私が主人で、あなた達はその入れ物なのよ。私達はセックスの快感を得る事がその存在目的。だからその入れ物たる人間は素晴らしいセックスを得る為の道具なの。いわば私達と人間は共存関係にあるのよ。私達の快感を増す為にはその宿主の快感を上げる必要があるわ。だから私達が取り憑いた人間には普通の人間よりも遥かに高い感度を得る様に調整、飼育、改造を施すのよ。私達は人間の受精の瞬間に取り憑くの。そしてその個体の死迄ずっとね。だから私達はあなた達から離れる事は出来ないし、あなた達も私達から離れられないの。私達がどうやって産まれたかは分からないわ。ずっと過去から同じ繰り返し。そして少しずつ進化し、能力も強くなるの。私の旦那は私よりもずっと能力が高いのよ。今はまだ力が完全には目覚めていないし、私と違ってリナを乗りこなすには少し時間が掛かるものね。〉
「『乗りこなす』?」
〈そうよ。つまり私達はドライバー、あなた達は自動車という訳ね。私は翔に憑依し、目覚めたのが三年前だったわ。当然気付かれない様に操る訓練もしていたのよ。私には人間を操る事が出来るけれど、それは乗り物たる翔と、旦那様の乗り物のリナだけなの。眠っている旦那を操るというか、動かす様に指示をしていただけなのよ。何世代も夫婦を続けていますからね。以前はどちらも同じ歳の男女に憑いていたの。同時に生まれ変われば、今度みたいに旦那様の目覚めとずれる事は少ないし、私の様に翔に取り憑くのに十年以上も待たないでいいもの。旦那にしても先に取り憑いていて、先に乗り物を色情狂にしてしまうと、私との出会いが難しくなるから、ずっと眠っていたの。だけど本当は私と目覚めと同じでなくてはいけないのに。〉
《すまん。しかしどうして男女逆で、しかもお前はそんな子供なのだ?》
〈あなたが言い出したのよ。男と女ではそのセックス能力と歳に差が出てしまうのは分かっていたわ。男なら若い内に能力が高まるけれど、女はずっと歳をとっても高いままなのよ。だから若い男と歳上の女が本当はいい組み合わせなの。それにどうしても男の方が疲労と消耗が強いですからね。そしてあなたがたまには女性の快感も味わいたいと言い出したのよ。〉
《そうか・・・。そうだったかも知れない。》
「そんなの勝手よ。私から出て行って。私の身体は私の物よ。悪魔の自由になんか・・・。」
《俺達は離れられない。お前に俺が宿ったのではないぞ。俺の方が何十年、何百年も前から存在している。俺の精神にお前という衣服を羽織った様な物なのだ。》
〈そんなに心配しないでいいわよ。今は強引に操作しているけれど、セックスの良さを知ったら、むしろ感謝されると思うわ。これから一生のお付き合いだから、私達の事も良く知っておいて欲しいの。同じセックスをしても、楽しい気分とつらい気分では全然違うわ。私達は最高のセックス快感を味わいたいの。その為には入れ物自体にも最高の快感がないとね。精神的な快感も含めてよ。私は旦那よりもずっと後から存在が始まったわ。だから力も小さいの。女性にしか憑いた記憶しかないので、男の子の育て方が良く分からないのよ。だから旦那が目覚めてから翔を育てようとしていたのよ。〉
「悪魔さん、ボク達をどうしようと言うの?」
翔には良く分からない話であったが、リナの恐れの雰囲気で深刻な事態であるらしい事は分かるのだった。
〈翔はセックスの事はそれ程知らないわね。だからリナお姉さんといいセックスが出来る様になるのよ。〉
「イヤよ。私のセックスは私のものよ。それにこんな子供と・・・、どうして最高のセックスなのよ。」
《セックスに歳は関係ないし、俺達の能力で宿主の能力を上げるなんて事は簡単だ。とはいえ・・・、お前としては随分小さいペニスの子供を選んでしまったなあ・・・。》
〈ダメ? 私ももっと大きい子にしようかとも思ったのだけれど、いつも女だったでしょう。だから少しは私の趣味として可愛い子にしたんだけれど・・・。〉
《そうだなあ・・・。少し物理的に大きくしてからでないと、お前が住み着くのは難しいか。ちょっと時間は掛かるけれど大丈夫だよ。それにこっちの身体も少し時間が掛かりそうだ。まだ飼育は始まったばかりなんだね。だから膣筋も弱いし薄い。もっと訓練して丈夫にしてからでないとな。俺も膣の訓練はそれ程知らないから、ある程度の性能にしてからでないとね。》
〈それともう一つお願いがあるんだけれど・・・。〉
《何だい?》
〈私は折角可愛い子に住むのだから、それにずっと女だったでしょう。オッパイの快感も結構いいのよ。〉
《それで?》
〈私もオッパイ作っていい?〉
《その男の子にか? だけどペニスを大きくするんだぞ。うーん、俺も女としての快感を感じてはみたいが、いきなり男っぽい男とではなあ・・・。案外いいかも知れないな。》
〈良かった。あなたは優しいから、きっとOKしてくれるとは思ったわ。本当の事を言うと、もう既に準備はしてあるのよ。乳腺細胞を発現しない様にして大量に作ってあるの。いつでも活性化出来る様にしてあるわ。〉
《ヘーッ、準備がいいなあ。こっちの身体の乳房もでかく出来るよね。》
〈あなたなら簡単よ。繋がっていれば、私も手助け出来るし。こっちのオチンチンも大きくするお手伝いしてね。〉
《おう。それはもっと簡単だ。俺の中にお前が填まり込んでいるのだから、すぐに出来る。だけどその為にはある程度の大きさにしないとな。》
「あなた達・・・、一体何を言っているの? ボクちゃん、あなたもどういう事か分かっているの?」
翔はリナの恐れがますます大きくなっている事しか分からなかった。
「ボクちゃん、あなたはオチンチンだけでなく、オッパイも大きくされてしまうのよ。」
「オッパイ?」
翔は驚いて自分の胸に手を当てた。
《少し慣らしをしないと面倒だね。ちょっと心を閉めて貰うか。》
「な、何をするの?」
リナは恐れた。淫魔の存在が体の中を動き、膣やクリトリスの付近に存在が集中してきた。
「ヒーッ・・・!! ダメッ、来ないで。」
淫魔が下腹部に集まる事を意識してしまうと、激しい快感をも意識してしまう事になってしまう。
「イヤーッ、私の身体は・・・、私の物よーーーっ!!」
しかしいつでもアクメを迎えてもおかしくない状態の高まりは、淫魔のちょっとした後押しで激しい落差の絶頂で堕ちていってしまった。
《しかしお前には随分面倒を掛けたみたいだね。》
〈そうよ。少しは感謝して下さいね。あなたを目覚めさせるのに、随分手間が掛かったのよ。それにこの坊やの性能アップの方法も良く知らないものだから、自己流でしていたのだけれど・・・。あなたの手助けが無いものだから、かなり難しかったわ。だけど随分と勉強出来ましたよ。〉
《うん、段々と思い出したよ。それにしても二十年以上眠っていたのか・・・。世の中も変わったろうね。大体お前がそんな子供に取り憑く様な世の中なのだからなあ。それにしてもちょっと変だな。》
〈何が?〉
《お前のペニス、小さいけれどもずっと催したままなのか? 精液量もかなり多い様だが。》
〈どうして? 確かに子供ですから小さいですけれど、大人のペニスにする前段階ですよ。〉
《そうじゃない。勃ったままという事を言っているの。》
翔は自分のペニスの事に話が及び、黙っていられなかった。
「そうだよ。悪魔がボクのオチンチンを・・・。」
〈どこか違う? 私は大人のオチンチンって、こういう具合に勃っているものと思っていたけれど。それにあなたに喜んで貰おうと思って、精嚢も前立腺も強くしたわ。何度でも射精出来る方がいいでしょう? こんな子供の内ですから、出来上がりも良くなると思うけれど。〉
《おやおや、まあいいか。少し不便かも知れないが、俺達にはいい結果になりそうだ。》
〈不便? 何が?〉
《俺の感じるところでは、そのオチンチンは勃ったまま・・・、と言うより、その勃った状態で固定されている様だね。》
〈おかしい? 以前のあなたの器だってそうだったじゃないの?〉
リナの中の淫魔はおかしさを堪えていた。
《確かに・・・。お前とセックスするのには勃起していなくてはならないからね。だけど普通の人間は、催していない時は柔らかく小さく、垂れ下がっているのだよ。以前の器だって、歳をとってきた頃、その前でも射精し過ぎた時には萎えてしまっていたじゃないか。》
〈そうよ。それが私にはイヤだったのよ。だから子供の内から鍛えておけばいいのでしょ? あなただって以前の器の時にはそうしていたって。それでも完全ではなかったわ。私はあなた程、上手には出来ていないけれど・・・。〉
《分からない? お前はそのペニスを勃起させる為に、前立腺に細工をしたろう。常に勃起したままにしておく様に。それは完全だよ。完全過ぎる程にね。だからそのペニスは永久に萎えない。俺にとっては最高だよ。だけど日常生活で、勃起したままというのは・・・。だって以前の俺の様に大きくするつもりだろう? そしたら仕舞えないよ。それにオッパイを付けるんだろう? 少女の様に可愛い姿で、デカマラを勃たせっ放しというのは・・・。》
「まさか・・・、悪魔さん、それ、ボクの事?」
〈そうよ。リナお姉さんと素晴らしいセックスをさせて上げるのよ。〉
「お、お姉さんの中の悪魔さん、ボクのオチンチンがどう成るって?」
《心配する必要はないよ。お前のオチンチンが大きく突き勃っている様に成るだけだから。》
「だって仕舞えないって・・・。まさかズボンから出たままとか・・・。それとオッパイって? イヤだよ。ボクは女に成りたくない。ブラジャーを着けたりなんかしたくない。」
翔の泣き声に二人の淫魔は笑い出した。
《心配する必要は無いと言った筈だよ。》
〈そうよ。坊やはブラを着けたりしないでいいの。それとも内心ではしたいの?〉
翔は少し安心した。今でも小さいペニスが勃起していて、ズボンで擦れて切なくなってしまう状態なのだが、それ程ひどい状態には成らないで済むと思えた。
「良かった・・・。だけど悪魔さん、あんまり目立たない様に。」
《ウーン、それは無理だな。》
〈そうよね。ブラは着けないでいいのだけれど、着けたくても着けられないのよ。〉
「エッ・・・av
〈坊やのオッパイはあなたの頭よりも大きく成るのよ。そんなに大きなオッパイを包めるブラなんて無いわよ。それに私は淫魔よ。坊やの快感が私の快感になるのよ。私はオッパイを凄くいい感度にするの。とても布になんか包んでおけないわ。〉
「ヒーッ!」
《オチンチンだってそうだよ。大きくすると言ってあるけれど、どれ位に成るか分かる? 長さで五十p、太さで言えば・・・、そうだな、坊やの腕の肘から先の部分よりも大きな物に成る。そんなオチンチンがズボンに仕舞えるかい? だから坊やはズボンを穿く必要なんか無い。穿けないのだよ。それに穿く暇も無いだろうけれどね。いつもこのお姉さんとセックスしているんだから。》
「だって・・・、心配しないでいいって・・・。」
《そうだよ。坊やは心配する必要はない。心配しようがしまいが、大きなオッパイとオチンチンを突き出したままの身体に成る。そう成っては心配しても意味がないからね。》
「ま、まさか・・・。イヤダーーッ!!」
翔は精神的な緊張の限界を越えた。精神破壊を起こす程度の衝撃から守るには意識を無くす事しかなかった。
〈どう? 少しはその器に慣れた?〉
《操るにはもう少し時間が掛かりそうだよ。でも、住み着く所はいい様だ。俺が取り憑けるのだから、元々がスケベな性質を持っている。もう少し早く目覚めていれば、お前を煩わせずに膣を訓練しておけたのにね。》
〈私の方は調整を始められる歳頃ですから、出来上がりは殆ど一緒ですよ。〉
《そうだね。しかしこのバイブは今の器の状態では強過ぎる。別の物に替えてくれないか? 平静を保った状態で色情狂の肉体にしなくてはならないからね。精神的な抵抗が強過ぎて、俺が溶け込むのに反発が強過ぎる。》
〈分かったわ。そりバイブはあなたを目覚めさせる為の物ですから。〉
意識を無くしている翔の表情がインキュバスに変わり、スッと立ち上がった。
〈だいぶ体力も落ちていますね。訓練を続けるにはお食事もしておきます?〉
《食事? ああ、その方がいいが、今は器は気絶しているよ。》
〈ウフフ・・・。以前の私達の時代には無かった技術よ。栄養浣腸をさせているの。始めたばかりだからまだ完全ではないけれど、結構楽しめるわ。それにこの坊やの性欲向上にも役に立ちそうだし。ちゃんと出来る様に成ったら、正式な道具を購入しますから。〉
《ヘーッ、そういう方法があるのか・・・。フーム、排泄しないで済むのはいいよ。セックスするのに食事の時間だって惜しい事もある。それならただひたすらセックスさせ続ける事も不可能ではない。》
〈その為の漏斗なのよ。今入れるわね。〉
翔は栄養ドリンクを開け、リナの肛門に突き挿さっている漏斗に空けた。
《フグッ、この身体はまだ慣れていないね。フーッ、しかし身体に入って来る。これも巧く改造しないとな。膣に近いから、私の力も及ぼし易い。》
〈ねえ、あなた。私の方も栄養浣腸の方がいいでしょう? あなたがその器を動かせないと、こっちの器の調教が出来ないのよ。そちらの器にはやっと尿と精液飲用の癖をつけ始めたところなの。〉
《うーん、そうだよな。今迄は飲ませる快感を受けていたけれど、今度は飲む方か・・・。》
〈あら、私は好きだったから、当然と思っていたけれど。そちらの器は女よ。だから身体にいいし、ペニスをしゃぶらせると、発情の効果が出るわよ。〉
《しかしこれ程自我が強くなると、精神コントロールへの抵抗が強いからなあ・・・。》
〈それは大丈夫よ。むしろ汚辱で強引に制御出来るわ。或いは早く膣をコントロールしてしまって、性欲を強くして、発情させっ放しにしておけば、ペニスを求めて従うでしょうし、バイブの抜き挿しでもコントロール出来るわね。〉
《分かった。今回はすぐに膣に根を下ろしてしまおう。別に自由を拘束しなくとも、俺の言う事を聞かなくなる訳ではないからね。》
〈そうよ。私だってペニスを大きくしないとならないし、あなたの膣にピッタリのペニスでないとね。〉
《そうだね。やはり俺はお前と一緒に居たいし、乳房を大きくする方法を教えて貰わないと。》
久しぶりに再開した淫魔夫婦は本当に楽しそうに話を続けていた。
「お姉さん・・・。」
「アッ、インキュバス!」
「ううん、ボク。」
リナはベッドに寝かされていた。恥ずかしい姿勢でなくなっていた事にホッとし、ハッと気付いたバイブは、挿れられてはいるが、以前の物の様に穏やかな物であった。
「抜いちゃ・・・ダメよね?」
「うん、多分。」
「アッ、私の中の淫魔は?」
リナは思い出し、震え上がっていた。
「ボクの場合はいつの間にか心の中に悪魔が沸き上がっていた様だけれど、お姉さんの場合はずっと眠っていたらしいね。」
「淫魔・・・、ううん本当に悪魔よ。」
《悪魔はひどいなあ。入れ物が主人をどう思おうと構わないが、邪魔をするなら調教しなくてはならない。それはつらいぞ。》
「入れ物なんて・・・。」
《まあ俺にとっては服みたいな物だ。ただ意思のある服だが。》
リナは悔しさとつらさに涙が止まらない。
《ところで俺は今お前の身体を少し直している。》
「直す? イヤッ、変な事しないで。」
《大した事ではない。そっちの子供よりは全く目立たない。感度を上げているだけだ。しかしその子供のペニスを育てないと、俺の力でも改良出来ない。》
〈そうなの。私はオチンチンの育て方を良く知らなかったから、ダーリンが起きる迄待っていたのよ。それに翔にさせるのも難しいのよ。だからリナに翔のオチンチンを育てて欲しいの。そんなに長い期間ではないわ。ある程度の大きさに成ればダーリンが改造してくれるから。〉
「イヤよ。なぜ私が・・・。それにボクちゃんのオチンチンを大きくしたら、私を犯させるつもりでしょ? それをどうして私が・・・。」
《お前はしなくてはならない。逆らう事は俺の仕事を邪魔する事だ。しかしこうすれば言う事を聞く様になる。》
「ギヒーーッ?!」
いきなり見えない指がクリトリスを摘み上げたのだった。
「アッ、痛い、やめてっ!!」
《こうするとどうなる?》
クリトリスをこねる指は優しい愛撫で、いきなりリナを高めてしまうのだった。
《俺は淫魔だし、女がどうすれば良がるかは良く知っている。バイブとは違い、お前の感覚を知った上で、どうにでも出来る。それに俺が取り憑いているのだから、お前の感覚はハッキリ分かるよ。》
リナは自分の手でクリトリスを押さえ込んだ。しかしそこには見えない指は存在しない。クリトリスの中から摘まれている様な感覚だった。
「ヒーッ、つらい!! やめてーーっ!!」
《いきそうでいけない。これが一番つらいんだよな。寸前で押さえているからな。やめるにしろいくにしろ、俺の言う事を聞かねばこのままだ。この状態では本当に発狂するぞ。当然色情狂としての発狂だ。俺としてはそれでも構わない。色情狂の入れ物は、それなりに気持ちがいい。そして羞恥心が無くなれば、どんなにスケベな事も平気でする様に成るからな。》
「ごめんなさい、言う事を聞きます。だから、やめてーっ!!」
《どうせ言う通りにしなければならないのだから、素直な方が楽だし、楽しいよ。なあに、簡単な事だよ。翔のオチンチンを引っ張っていればいいんだ。》
今度は翔が悲鳴を上げた。
「イヤだーっ、ボクのオチンチンはこのままでいいよ。お化けみたいなオチンチンはイヤーーッ!!」
そして翔の中の淫魔は翔を操り、以前のリナが責められていたのとは逆の体勢で、うつ伏せの形で尻を高く突き上げている。
《オチンチンを引っ張り続けていれば当然催すだろうな。淫魔が取り憑いているんだ、何度でも射精出来る。しかしそれでは栄養不足になるから、お前の時と同じに尻から栄養を補給しないとね。お前は沢山精液を飲めるから、暫くは栄養浣腸はしないでいいよ。》
〈漏斗は引き出しに入っているわよ。接着剤は着けないでいいわ。リナと違って、翔はまだ戻らなくてはならないし、男の子は催したら自我を無くす程に切なくなりますからね。肛門もある程度はコントロール出来る様になりましたから、漏れ出す事はないわ。〉
「イヤーッ、私には出来ない。ボクちゃんを虐めるなんて・・・。」
《このまま色情狂に成るかい? 坊やのオチンチンも同じでね、いく寸前で留めていると、ひたすら射精したくなる。それを続ければやはり気が狂う。二人とも色情狂に成れば、俺達には素晴らしいセックスの容器の出来上がりなのだが。》
「ごめんなさい、このまま色情狂に成ってしまったら、私達は人間じゃなくなる。どんなにつらくても精神が死んでしまっては・・・。ボクちゃん、ごめんね。このままでは私達はただのオチンチンとオマンコに成ってしまうの。我慢して頂戴。」
リナは真っ赤な顔のまま、フラフラとタンスの引き出しを開き、自分の尻に挿し込まれている物と同じ漏斗を取り出した。それを精神的には強い抵抗を感じても、クリトリスへの刺激から逃れる為に翔の肛門に挿し込むのだった。
「ギッ、痛い!! お姉さん、ダメーッ、イヤだーっ!!」
〈勝手ね。あなたはリナに挿し込んだのよ。〉
「ボクじゃない。悪魔がさせたんだーっ!!」
〈だけど栄養浣腸の補給や、途中からは自分の意志でオシッコも入れていたのよ。それに私だってダーリン程ではないけれど、こういう事も出来るのよ。〉
「フギーーッ!!」
翔は悲鳴を上げた。リナの時と同様、ペニスを中からつねられたのだ。
「お願い、淫魔さん、ボクちゃんを虐めないで。ヒグッ、淫魔さん、言う通りにしますから・・・。」
《俺達は確かに淫魔で、男に憑けばインキュバス。女に憑けばサキュッバス。とはいえ意識はずっと逆だったからね。紛らわしいから固有名詞をつけようか。》
〈そうね。心が死んだり、私達が完全に入れ物の精神と融け合えばこの身体の名前でもいいけれど、今は別ですから。どんな名前でもいいわよ。どうせ私は私だし、ダーリンはダーリンなのだから。〉
《分かり易い方がいい。俺はこの女の膣に溶け込むし、お前はペニスに溶け込む。だから俺は『マンコ』でいいし、お前は『チンコ』でいいだろう。その物の名前なのだから。》
〈構わないわよ。私は翔のオチンチンに成るのだから。リナ、早くしなさい。〉
リナも翔も泣きながら淫魔の指示に従っていた。栄養ドリンクを準備すると、やっとリナのクリトリスへの刺激が弱くなってきた。しかしリナとしては急いで流動食を流し込むしかない。
「アヒッ! ウンチが・・・。」
〈栄養物が流れ込んでいるのよ。何度か繰り返せば慣れてくるし、私があなたの腸の働きを変化させるから。これがごく普通のお食事になりますからね。〉
《さあ、オチンチンを引っ張ってやれ。》
リナは翔のペニスを揉み始めた。両手で亀頭と付け根を摘み、少し力を入れてペニスを引き延ばす様にする。
「アフッ、お姉さん、気持ちいい・・・。出そう。」
リナは淫魔の指示を受ける前に翔の下に入り、ペニスを喰わえようとした。
〈あら、素直ね。だけど、まだいいわよ。私が翔の射精を押さえていますから。射精寸前で止めておけば、それだけ快感が強くなるし、新陳代謝が極端に高くなるわ。それにまだ早漏でしょう。うんと快感に耐えられる様にしないと、本当のセックスの時に発射し過ぎに成ってしまいますからね。そして自分は私の容器である事を認識する様に成るわ。〉
《勃起状態で硬くなっている方が刺激にも強い。柔らかいと引っ張れば伸びるが、硬くなっていると伸ばし難い。その状態で引き延ばせれば成長もスムーズなのだ。チンコ、翔のペニスに入り込み、海面体細胞を観察してみろ。》
〈私の一部は入っているわ。確かこの部分ね? ちょうどスポンジの様に成っている部分ね。〉
《そうだよ。その細胞を増やせばペニスの全体量は大きくなる。ちょうど乳房を大きくする時にお前がしていた筈だが、細胞に刺激を与え、分裂を促せばいいのだよ。》
〈こうね。ええ、うまく出来そうね。〉
《ペニスでも乳房でも細胞である事には違いない。ただホルモンの作用が違うのだが、それは難しいな。俺の方も試し始めているが、細胞数は少しは増えた。まだ活性化は少ない。》
「エッ? マンコさん、私の方で?」
《当然だよ。丈夫な膣筋にするには、普通の女の五倍以上の筋細胞が必要だ。そして翔の巨根を受け入れるのだから、物理的にも多くしなければな。それに乳房だって弾力があり、大きな物にするには相当増やさねばならない。》
「巨根? ボクちゃんが?」
「ヒーッ、出ない? お姉さん、つらいよ。こんなに気持ちがいいのに出ない・・・。」
リナの手の中で翔のペニスは激しく脈を打っている。状況からすればとっくに射精していていい程の力強さだった。
「チンコさん、可哀想よ。もう出させて上げて。」
〈いいでしょう。私の押さえも限界ね。随分耐えられる様になっているわね。〉
チンコは翔の身体の束縛を解いた。翔はパッと起き上がり、自分からリナの顔を押さえて腰をグイッと押し付け、ペニスをリナの口に押し込んだ。
「アバッ・・・。」
「ヒーーーッ!」
激しいピストンでリナの口に抜き挿しを始めた。そしてグンと突き込んだ時、喉の方へ熱い粘液の塊を突き込まれた。そして量も遥かに増えていて、口から溢れ出そうな程だった。味の方は相変わらず不味い筈なのだが、翔の悦びが直接感じられ、精神的には一緒に快感を受けていた。
陶然としている翔を抱き、突き上げているペニスをずっと揉み続けているリナには翔は勿論、翔のペニスもいとおしい存在だった。
「チンコさん、ボクちゃんのオチンチンを本当に大きくするの?」
〈そうよ。オチンチンは大きいだけではダメなの。固さ、反り具合で気持ち良くなるわ。リナとセックスさせるのだから、リナに一番気持ち良くなるオチンチンにするのよ。〉
《俺も翔をいい気持ちにさせるオマンコに育てる。》
「フーッ、マンコさん、私もつらいのよ。中途半端で・・・。」
《それなら少し力を入れてみろ。俺が絞らせる事も出来るが、膣その物が丈夫に成っていないとな。いっぱいに搾れたらいかせてやる。》
「言う通りにします。だけど・・・、ああ、本当に色情狂に成ってしまう・・・。」
リナは下腹部をモゾモゾさせていた。意識を集中すると、淫魔の存在が良く分かる。最初の内は全身のどこかという程度にしか分からなかったのが、乳房の辺りと下腹部に存在を感じるのだった。そして膣に力を入れた。
「ハフッ。バイブがきつい? 私は段々スケベに成っていくのが分かる。フーッ、絞ると余計に振動を感じて・・・。」
バイブのきしみ音が膣に直接感じられる。そしてパキッという音がした。その瞬間、淫魔はリナの押さえのたがを外した。
「キヒーーーーーッ・・・пI!」
自分から求めたアクメにリナは再び失神してしまった。しかしいかされてしまう快感と、自分から求めた快感とでは全然質が違い、幸せを感じた絶頂であった。
「ボクちゃん?」
《翔は帰ったよ。明日も学校だからな。》
「私も自由にして。私にも仕事が・・・。」
《それは構わないよ。但し、まともな服が無く、翔と違って、お前は尻に漏斗を挿したままだが。そしてバイブを挿れたままでならな。》
「アッ、バイブ・・・!」
バイブは停止していた。それは虚ろな異物でしかない。止まっている事は喜ばしい筈なのだが、単なる異物でしかない物は嫌悪の対象でもあった。
「マンコさん、抜いていい?」
《それはいいよ。但しリナのオマンコには常にバイブを挿れておかねばならない。抜くという事は別の物を挿れるという事だよ。》
リナはちょっと躊躇していた。しかし気にするとますます気になり、引き出しから新しいバイブを取り出すのだった。そして膣からバイブを引き抜き、新たな物を挿れるのだった。そしてスイッチを入れる瞬間、リナは一時の肉体の欲求に負けてしまった事を後悔した。それでもバイブが軽い振動音を立て始めると、何となく心が落ち着く、心地良い快感であった。
《どうだい? 自分がスケベに成っている事が分かるか?》
リナは心を隠す事は出来ないが、それでもそれが自分の素質からである事は認めたくなかった。
《それより、今抜いたバイブを見てご覧。電池はまだ使えるから、外しておくんだ。》
リナは止まってしまったバイブを調べてみた。電池を抜こうとすると、バイブの中にひびが入っている事が分かった。
《そうだ。それはリナが自分の膣圧で壊せたのだ。今日は何本壊せるかな?》
「イヤッ、それは私が自分で・・・。」
《その通り。いいオマンコにする為の訓練なんだよ。しかしリナがしないと言っても、俺がちょっとクリトリスを摘めば始めざるを得ないのは分かっているね。こんな風にね。》
「ヒグッ、ダメッ・・・!!」
《さあ、バイブを握り潰すんだ。それ迄はこのままだよ。》
やっとバイブを挿れ替えたのに、再び激しい責めになってしまった事を後悔しながらも、リナは膣に力を入れざるを得なかった。
「ダメーーッ!! やっぱり出来ないのよ。ククーーーッ!!」
しかしリナとしてはそれ程力を入れたとは思っていない内に、バイブの振動が不規則になった。そして僅かな異音とともにバイブが止まった。
「ウグッ・・・?」
《ほう、大したもんだ。続けざまにバイブを壊せたね。》
「お願いよ。こんな事、もうイヤなの。」
《まだ細いバイブだからね。太い物を挿れる様になると強い膣圧でないとガバガバになってしまうからな。細いオチンチンを挿れてもしっかり絞れ、デカチンを挿れてもやはり良く絞れないとね。》
翌朝迄に更に数本のバイブを壊させられ、その度に結果として絶頂を迎えさせられていた。朦朧としながらやっと休む事を許されたリナには相変わらず別のバイブが挿れられているのだが、もうその状態がリラックス出来る状態になっていた。陽が高くなっても眠っていたリナだったが、バイブの電池が切れた事による不快感で目を覚ましてしまった。
「うう・・・、悔しい。私の身体は動かないバイブを挿れたままではいられないわ。」
マンコの満足そうな感覚をつらく受け入れるしかなかった。新たなバイブを取り出し、止まったバイブを引き抜く時、リナは自分の身体の変化を悟った。
「クッ、抜けない? 喰い込んでいるの?」
《俺が押さえている訳ではないよ。リナのオマンコその物が丈夫に成っているんだ。頭では分かっているのだろうが、オマンコその物は抜かれる事に抵抗している。俺が手助けしないと抜き難いだろう。緩めてやるよ。》
膣がこじ開けられる様な感覚で拡がり、止まったバイブを引き抜けた。そして新たなバイブを挿入する迄の空虚感はとてもリナにはつらく堪らないものだった。バイブを挿れ、スイッチが入ってやっとリナは平静さを取り戻す事が出来た。
《どうする? バイブ潰しの訓練は。》
「お願い、起きたばかりなの。本当はまだ眠いのよ。いう事は聞きます。だからもう少し寝させて。」
《そうだな。心が元気でないと訓練も効果が上がらない。・・・ん? そうもいかないか?》
「お願いよ。本当に疲れているの。」
《そうじゃない。翔が来る。学校へは行かないのかな?》
その時ドアの鍵が開けられ、真っ赤な顔の翔が前屈みで涙を流しながら入ってきた。
「お姉さん・・・、ボク・・・。」
《どうした、チンコ?》
〈少し訓練し過ぎちゃった。とても学校へ行ける状態ではないのよ。若いせいか、発現が早い様ね。〉
「ボクちゃん、大丈夫? どうしたの?」
しかし翔はいきなりズボンを脱ぎ、カウパー腺液を滴らせたペニスをリナに突き出した。そして有無を言わさずリナを押し倒し、その口にペニスを捻込んできたのだ。
「アブッ・・・。」
そして激しいピストンを始めた。その荒々しさに呆気にとられている内にリナの口の中に、今迄にない程の量の粘液で充満された。
「ゲヘーッ・・・。」
激しく噎せるリナにやっと翔は少し落ち着きを取り戻した。
「ごめんなさい、お姉さん。ボク・・・、気が狂いそうだった。」
それでもまだ翔はピストンを続けている。リナは頭を振ってペニスを吐き出そうとしているのだが、翔の両足で首を挟まれ、口の奥深く迄挿れられている硬いペニスでは顔の向きも変えられない。やっと精液を飲み終えたと思った時、再びの射精でリナの頬は強く膨らまされてしまった。それでも勃起は治まっていないのだが、翔は腰を浮かせた。
「フーッ、凄い量ね。ボクちゃんがどんなにつらかったかは良く分かるわ。ねえ、チンコさん、ボクちゃんに一体何をしたの?」
「お姉さん、ボクの身体・・・、オッパイが・・・。」
翔は震える手で服を脱いだ。
「まあ・・・!」
泣いている翔の胸には明らかに分かる乳房が在った。まだ蕾の開かない少女といった様な程度の乳房で、辛うじてAカップ在るかどうかの盛り上がりだが、まさしく乳房だった。
「ボクは女に成りたくないよ。」
〈大丈夫よ。大きなオチンチンにするのだから、女には成らないわ。〉
「だってチンコさん、ボクのオッパイをうんと大きくするって・・・。オッパイって・・・、まるでオチンチンが胸にも在る様で・・・、擦られると切ないよ。そうするとオチンチンにも響いて・・・。」
「チンコさん、本当なの? ボクちゃんのオチンチンを大きくするだけじゃないの?」
〈私はいいセックス、快感の強いセックスを求めているのよ。オッパイだって立派な快感の元なのよ。〉
「だって・・・、オチンチンが勃ったままで、ズボンに擦れちゃうし、オッパイだって・・・。服を着るのがつらいんだよ。このままじゃ表に出られないよ。」
《なる程、思ったより早かったね。リナの方も大きくしたけれど、やっぱり同時位に出来上がらないとね。》
「私も?」
リナも驚いて自分の乳房を持ち上げてみた。
「アッ、大きい? スケベに成っているからじゃ?」
《いい感度にするんだよ。チンコ、リナのオッパイの細胞を増やしたけれど、どうやれば発現する? やっぱり一緒にならないと意志が通じ難いなあ。》
〈そうねえ、予定より早いけれど、一緒にします? だとすると準備しないと。〉
《準備?》
〈ええ、マンコ。翔のペニスを予定の大きさにするのにどれ位掛かります? あなたの時は時間もあったし、慣れていたからスムーズでしたけれど、私に教えて貰いながら、しかもこんなに小さいところから始めるのよ。〉
《そうか・・・。どんなに急いでも一ヶ月・・・、確かに相当の準備がいる。》
〈そうでしょう? でも、どちらにしても用意は必要ね。本当はリナに買いに行かせるつもりだったの。翔では大人の玩具のお店には行けないですもの。〉
《で、どうする?》
〈いいわ。私が電話して届けて貰う。〉
《翔の声でか?》
〈そうよ。まだ声変わりしていないから、女に聞こえるわよ。それにマンコはリナを操って喋らせるのは下手よ。操りに関してだけは私の方が上ですものね。〉
《そうだね。俺が目覚める前にリナを操れる位なのだから。》
〈でも動きだけなのよ。私の力がずっと強ければ、リナに直接喋らせるのだけれど。〉
《店は決めてあるのか? 以前の店の様な所ならいいのだけれど。》
〈その通り。あのお店、今でも在るのよ。リナのバイブはそこで買ったの。結構繁盛しているらしいわよ。〉
翔は立ち上がった。リナにはその翔はインキュバスに操られている事が分かった。翔は中に押し込められてしまったので、声は出せないが、意思が伝わってきた。
〈ダメッ、悪魔はまだスケベな品物を買うつもりだよ。〉
「ボクちゃん・・・?」
「翔は今押し込んであるけれど、電話の間だけよ。ちょっと待ってね。私のこの力もオチンチンに根を下ろしたら使えなくなってしまうけれど、そうなれば必要ないから。」
インキュバスの翔が電話を掛けようとしていると、中に封じ込まれた翔の魂が必死に留めようとしている。
〈お姉さん、止めて。悪魔はボク達にもっとひどい事をしようとしている。〉
リナは慌てて立ち上がり、翔を留めようとした。しかしその時、
「ヒ、ヒギッ・・・!」
《邪魔をしようとするなと言っておいたのに。》
リナは激しい悲鳴のアクメの声を上げた。再び、堕ちる事を許されない激しい絶頂にロックされてしまっていた。
〈お姉さん、悪魔っ!! やめて・・・。〉
リナは床を転がり回りながら地獄の快感の渦の中に放り込まれたままであった。
「もしもし・・・。」
【はい、アキ興業でございます。】
「あのう、先日色々とお道具を頂きました小泉璃菜と申します。今回別の物を注文したくて・・・。」
【小泉璃菜様・・・、ああ、分かりました。先日沢山お買い求め頂いて・・・? あら? 小泉様ではありませんね? データでは女性ですが・・・、あら? お声は男の子ですけれど、喋っていらっしゃる方は女性・・・とも言い難い様な・・・。】
チンコはビックリして意思としてマンコと顔を見合わせていた。
「あ、あなたは・・・。そう言えば菊野さんに声が似てらっしゃる。いいや、そんな筈はないわね。あれから三十年だから・・・。まさか菊野かんなさん?」
【あら、母をご存知でしたの? 私は娘の弥生です。母と代わりましょうか?】
少し間をおいて母が電話に出た。
【菊野かんなですが・・・。】
「ああ、菊野さん、お久しぶりです・・・、と言っても分かりませんわね。以前の名前では『春日研之助』、『佳枝』でお世話になっていましたが。」
【『春日』? まさか・・・、そんな筈は。だって・・・、弥生、おかしいわよ。ちょっと確認して。】
「アッ、菊野さん!!」
【お電話代わりました。ちょっと確認させて頂きます。確かに春日様は以前のお得意様でらっしゃいましたが、もう二十年以上にお亡くなりになっていますね。ご親戚の方ですか? アラッ? 違いますね。確かにご本人・・・、ご本人の一部ではある様ですが。・・・ママ、このデータには間違いないわね? だとすると佳枝様・・・の魂? 私の心に響くのはそういう事ですわね。まあ、大変なお取り込み様で・・・。】
「エッ? どうしてそこ迄? まさかあなた、弥生さんも?」
【いいえ、私は正真正銘の人間です。あなた達の様なインキュバス、サキュッバスではありませんわよ。】
「グッ・・・!」
【私にも特殊な能力がありますのよ。ええと・・・、なる程。大体分かりましたわ。お求めの物は全て揃っておりますわ。しかしちょっと問題がありますわね。でもそれは解決可能ですわ。あの、ちょっと電話をもう一人の方に向けて頂けます?】
「こう?」
【飼育状態をもう少し知りたいですわ。声をお聞かせ頂けますか?】
「マン・・・、いいえリナさん、お話したいって。」
《いいのか? 予想外の状況だけれど。》
「分からないわ。私達が淫魔だと見抜いているの。それに私の心迄読まれているみたい。」
《バレているならそれでもいい。もう俺達は消滅しない。誰の邪魔も受けないところ迄きている。》
「ヒーッ、止めてーっ!!」
翔が電話機をリナに近付けた時、マンコはリナのクリトリスに更に刺激を加えた。その途端、外にも聞こえるパキッという音とともにバイブが潰れ、リナはアクメの絶叫とともに果てた。
「いったみたいね。」
【随分いい素質です事。訓練の結果かしら? 何本目かのバイブを壊したのですね?】
「そこ迄・・・、分かるのですか?」
【ええ、ですからご要望の品物は殆ど揃いますわね。】
「エッ? まだ言っていないですよ。」
【それもお客様第一の私の能力ですわ。ええと、まずは恒常的にお使いになる栄養浣腸器具でございますね。男女一組み分。それとセックス中の抜け止め、拘束的な物が必要ですね。】
「はあ?」
【だってあなた達はセックスの最中に互いの性器を訓練なさるのでしょう? それも本人の意思・・・、あなた達の言うところの器の意思を無視して。】
「良く分かりますね。ひょっとして、今迄にも私達みたいな淫魔が?」
【霊とか淫魔、妖精など、色々と取り憑かれた方がお客様にいらっしゃいますわ。ただ、あなた達の様に、最終的にペニス或いは膣その物にお成りになる方は初めてですが。】
「参ったわ。リナ・・・、ううん、マンコでいいわね。この方、凄い。私達の事を何でも分かるのよ。それも電話越しに。」
《そうらしいね。みんな任せても良い様だ。》
「そうね。お願いしてもいいわね。それでは菊野さん、私達の事をお願いしたいのですが。ただ・・・、色々と用意して頂くにしても、リナの予算だけで足りるかどうか・・・。」
【それはご心配なく。その点についてもご相談に応じますが、多分私達のお仕事をお手伝い頂く事でプラスマイナスゼロ、いいえ、こちらからのお支払いが多くなるでしょう。】
「ハアッ? お仕事の手伝い?」
【それもお伺いしてから細かくお話ししますわ。それではすぐに参ります。そうですね、二時間位掛かるとは思いますが。】
「エッ? そんなにすぐに来て頂けるのですか?」
【私も楽しい事ですからね。それでは宜しくお願いします。】
電話が切れてもチンコはまだ呆然としたまま受話器を握っていた。
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