「アッ、朝? 学校の時間だ。ウッ、お尻? そうだ。愛華さんに変な物を挿れられたままで・・・。このまま出掛けるしかない? どうしよう。目立たないから分からないけれど、愛華さんは知ってる。時間がない。おなかは減ってない、と言うより、食欲はないし・・・。」

 智美はすぐに制服に着替え、ズボンの外側からT字帯が目立たない事を確認した。登校時間が迫っているので、水だけでもと水道からコップに入れ、それを飲もうとした。

 「ウゲッ・・・?!」

 智美は水を吐き出した。水としての味は感じるし、それは間違いなく水である。しかし激しい嘔吐感を催すのだった。

 「飲めない? どうして気持ち悪く感じるんだ? ウッ、おかしい。コーラも飲む気になれない。どうしたんだろう。」

 諦めて部屋を出るのだが、歩くと肛門の異物が不思議な感覚を与える。ずっと肛門に意識を集中してしまい、それは愛華とのアナルセックスを思い出し続けている事であった。



 当然の事ながら、まともに愛華の顔を見られず、話も出来ない。実際に肛門へ挿れられている異物は現実の物なのだが、学校で見る愛華からはとても淫魔の雰囲気は感じられず、智美としては全く別人の愛華との変態セックスであったのかとも思えるのだった。

 「トモミ、どうしたの? 何だか元気がないわね。」

 智美にとっては白々しく感じる言葉なのだが、愛華はごく普通の様子だった。

 「アッ、別に・・・。」

 ごく普通に話し掛けられる事の方が、より羞恥心を刺激するのだった。



 「グッ・・・?」

 授業の途中で直腸内の張り型に変化が起きた。軽い振動とくねりとともに太さも変化する。心地良いのではあるが、授業中という事で逆につらい。更にペニスの付け根の裏辺りで少しピリッとする刺激があった。それは前立腺に電気刺激を与える仕組みなのだが、智美には分からない。智美に分かる事は、急にペニスが勃起し始めてしまったという事だった。

 (ウッ、オチンチンが・・・。リモコンだって言ってた。まさか・・・。)

 智美は後ろの席の愛華の方を睨んだ。愛華はニコニコしながらウィンクをしている。そして机の中の手を動かす様な仕草と同時に、肛門への刺激が変化する。

 (やっぱり・・・。愛華さんがリモコンしている。クッ、オチンチンが・・・。)

 智美はそっとズボンの中のペニスの位置を変えなければならなかった。しかも、もう少し刺激を与えられたら射精してしまいそうな程の勃起であったが、そのままの状態でストップしている。授業どころではなく、ただ肛門とペニスにだけしか集中出来なかった。



 お昼休み迄、その責めは続いていた。チャイムとともに愛華は席を立ち、智美に着いて来る様に合図した。智美としてもそのまま座ってはいられず、空腹であるにも関わらず、なぜか級友の昼食の匂いが不快だった。
 屋上は普段は鍵が掛かっている。しかし愛華はその合い鍵を用意していた。屋上の手摺はかなり内側なので、上がっていてもどこからも見えないのだ。

 「ウフフ、どうだった?」
 「お願い、止めて。今朝は朝から変なんだから・・・。」
 「こうしておけば、私がするのに便利なのよ。それで、何が変なの?」
 「喉が渇いていても水が飲めないの。飲むと気持ち悪くなるんだよ。それに一昨日から何も食べていないんだ。それでもおなかはすかなかったけれど、今朝からはずっと・・・。だけど食欲が起きない。食べようとすると気持ちが悪くなりそうで・・・。」
 「そうかもね。私のオシッコや精液の味を知ってしまったら、他の物は美味しいとは思えないかも、」
 「愛華さん、お願い。これ・・・。」

 智美は自分のお尻を指差した。まだ、ずっと蠢き続けている。

 「いいわよ。だけど、最初はオシッコを飲んで貰うわ。」
 「ゲッ、また?」
 「私が飲ませると言ったのだから、飲まない限りは止めない。そうね、午後の授業中に少し刺激を強くして、トモミに射精させようかしら?」

 愛華の言葉は淫魔の言葉である。本当に授業中に射精させられてしまうかも知れないのだ。

 「ダメッ、飲みます。だから・・・。」

 愛華は優しい微笑みで智美を見つめながらスカートをたくし上げた。
智美はその中に頭を突っ込み、ショーツを引き下げる。智美の下腹部に激しい刺激を与える良い香りがするが、それでも少し突き上げたペニスが覗くと、強い恥辱感が沸き上がる。おそるおそるペニスを摘み上げると、ドクッドクッと脈が打っていて、智美は涙を堪えられない。

 「トモミ!! 早く。」

 智美は仕方なしに口を広げ、その肉の凶器を喰わえ込んだ。まがまがしい逸物ではあるが、良い香りである事が救いだった。そしてピューッと迸り出た愛華の尿は、すぐに汚辱感を消し去り、智美を夢中にさせる美味しい清涼飲料であった。愛華が排尿を済ませ、『男』としての排尿後動作としてプルプルッと身体を振るわせても、智美はまだ尿道に残っている滴をすすり続けていた。スカートから出てきた智美の表情は、複雑な笑みを漏らしていた。

 「美味しかった・・・、だけど・・・。」
 「ここには私達だけしか居ないのよ。美味しかったのなら、素直に喜びなさい。」
 「うん、美味しかったのはいいんだけれど、ボク、これからもずっと愛華さんのオシッコを飲まなくてはならないよ。それに・・・。」
 「それに?」
 「オチンチンを喰わえるのが凄く嬉しいと感じてしまっているよ。オシッコを飲みながらも、精液迄飲みたくなってしまっていて・・・。」
 「あら、それは嬉しいわ。飲ませて上げようか?」
 「ダメッ、身体は喜ぶけれど、心が・・・。それに愛華さんにセックスして貰うのはやっぱりお尻の方が・・・。お願い、ずっとお尻に挿れられているのが動いているので、我慢出来ないよ。」
 「分かったわ。トモミ、ズボンを脱いで。」

 智美は辺りを伺い、ズボンを下ろした。下腹部の高まりと合わせて心臓が激しく鼓動を続けている。愛華は智美を手摺に掴まらせて両足を少し広げさせ、尻を突き出す格好にさせた。T字帯を外される時、張り型の抜かれる快感は強かったが、すぐに強い空虚感が起き、愛華のペニスを待ち望む様に肛門はピクピクと痙攣していた。そして愛華は後ろから智美の肛門にペニスを押し当てた。智美はしっかりと足を突っ張り、自分から催促する様に肛門をペニスに捻込んでいく。

 「ハフッ。やっぱり愛華さんのオチンチンの方がいい・・・。」

 愛華としてはまだ意識を集中してペニスを細いままにしておかねばならない。

 (ムッ。気持ちいいけれど、今一つね。本当なら目一杯のオチンチンでしたいし、それよりもオマンコに挿れたいわ。)

 ゆっくりとしたピストンを始め、智美の肛門を心地良く拡げ、直腸を擦り上げるのだった。

 「アハッ・・・。いいよ。とても気持ちいい。愛華さん、欲しい・・・!!」

 智美は絶頂寸前だった。そこに愛華はペニスを強く突き込み、大量の精液を放出するのだった。それはいきなり智美の大腸に圧入される。智美は硬直し、精液の塊が腹の中を駆けめぐる快感に暖かい涙を溢れさせた。激しい性的快感にも関わらず、智美のペニスの勃起は少なかった。愛華には分かるのだったが、智美は全く気が付かなかった。
 暫く惚けた様な智美だったが、気が付くと愛華に再びT字帯を着けられていた。

 「あーん、愛華さん。ボク、愛華さんのオチンチンの方がいいのに。」
 「バカね。もうすぐお昼休みが終わるのよ。続きは私の家で。」
 「着けないとダメなの?」
 「そうよ。私は沢山の精液を出したわ。まだ私のオチンチンにはきついけれど、これを着けないとお尻の穴が緩んでいるから、精液が流れ出してしまうわよ。それにトモミはお食事をしていないのでしょう? ちゃんと消化する迄は塞いでおかないとね。」

 それは智美にも良く分かるのだった。セックス前はかなりの空腹感を感じていたのだが、愛華の精液が入ってからは至福感と共に体力の回復を感じていた。

 「もっとお尻を拡げないとダメなの?」
 「そうよ。私のオチンチンが大きいままで出し挿れ出来ないとね。」
 「だけど、ガバガバに成っちゃうよ。」
 「それは大丈夫よ。大きく拡がってもきちんと閉じる様に成る筈。最初の内は拡げる方に力を入れるから、閉じ難いけれど、肛門が柔らかく、丈夫に成ればいいのよ。それに私がオチンチンを挿れたくなっても、一々外したり着けたりは面倒だものね。」



 智美は午後の授業が始まっても、まだ大腸の中の愛華の精液が気になっていた。自分でも少しずつ吸収しているのが分かり、何となく嬉しい気分だった。当然ながら授業には身に入らない。

 (愛華さんがあんな変態だったとは思わなかったけれど、ボク自身も凄い変態だ。ウフッ、誰もまさかボク達がお昼休みにアナルセックスをしてきただなんて思わないだろうなあ。ボクのおなかの中の愛華さんの精液、凄く嬉しい。だけど困ったなあ。愛華さんが女に成ってしまうと、こういう事は出来ないものな。いつ女に成るか分からないけれど、それ迄は楽しまないと・・・。だったら・・・。)

 T字帯はずっと愛華とのアナルセックスを思い出させる。そしていつの間にか愛華はリモコンで僅かな振動をさせていたので、ずっと催したままにさせられていた。



 授業終了後、智美はすぐに教室を飛び出していた。愛華は一緒に帰ろうと思って声を掛けようとしたが、その時には姿がなかった。

 走ると肛門には少し痛みと強い異物感を感じるのだが、それも智美には快感の一種であった。寮に戻った智美は大きなバッグに着替えと日用品を詰め込み、急いで愛華のマンションへと向かうのだった。



 ピンポーン。
 ドアが開いて、愛華が驚いた顔で智美を迎えた。

 「トモミ・・・。」
 「エヘヘ・・・、来ちゃった。」
 「来た・・・って?」
 「愛華さん、ボク一緒に住みたい。」
 「本当?」

 愛華は慌てて智美を部屋に引き入れた。

 「本当なの? まさか、こんなに早く来てくれるなんて・・・。」
 「ボク、ずっと一緒に居たいし・・・、どうせお尻に挿れているなら愛華さんの方がいい。」
 「まあ、スケベ。だけど嬉しいわ。そうすれば私も沢山精液を出すわ。出来るだけ早く女に成るのにはね。」
 「エヘヘ・・・。だけどそうなると・・・。」
 「『女に成れば』、今の程度の気持ち良さではないわよ。だけど確かに困る事になるかしらね。」
 「どうして?」
 「だって淫魔の私と、淫魔の体液を沢山吸収したトモミとでは、激しいセックスになるわ。学校へ行けない程のセックスになってしまうかも。」
 「その時はその時だよ。だけどそういうセックスなら大歓迎だよ。」
 「それは確実よ。パパとママ、それに祖父母の時も最初はそうだったそうよ。一週間以上セックスし続けたって。」
 「ヘッ、本当?」
 「そうらしいわ。今でもパパやママのセックスは凄いのよ。始まったら、なかなか終わらないわ。私は子供の時、いいえ、赤ん坊の時から両親のセックスを見ていたのよ。普通ではあり得ないでしょうけれど、二人で家に居る時はずっとセックスしたままでいるのよ。」
 「愛華さん、それで平気だったの?」
 「だって、それが淫魔としては当然の事なのよ。トモミも私の精液を受け入れているから分かると思うけれど、かなりスケベな気分でしょう。私はその精液を出せる身体なのよ。もっとスケベなのよ。ただ、生まれ付きだから、我慢出来るのだけれどね。両親の場合もそう。我慢出来る淫魔と、我慢出来ない人間とが夫婦になって、淫魔が目一杯のセックスを楽しもうとするのだから、簡単には終わらないのよ。」

 智美は目をパチクリして呆れていた。

 「トモミにはショックを少なくしておかないとね。だって私達は結婚する約束をしたわ。当分両親とは同居はしないつもりだけれど、二人がしょっちゅうセックスしているのを見せ付けられる事になるのよ。」
 「愛華さんの両親が?」
 「勿論トモミがただの友達だったらそんな事はしないわ。淫魔とはいえ、人間としての常識は充分にあるもの。私にだっていわゆる人間の常識は充分あるわよ。だからどんなに淫魔が変態でも、両親の見ている前でセックスを続けるというのはねえ・・・。なかなか慣れそうにはないものね。」
 「あのう、愛華さん・・・。」
 「エッ?」
 「慣れの問題?」
 「そうよ。両親も最初は恥ずかしかったらしいけれど、曾祖父がずっと睦み合ったままなんだもの、慣れてからは結構一緒だったらしいわ。」
 「ウワーーッ、それは変態。」
 「そうよ。変態よ。そういう変態と分かっていて、私と結婚したいって望んだのは誰?」
 「ごめん。ボクです。凄い変態です。だから愛華さん、お尻の外して。愛華さんのオチンチンを挿れていたいんだよ。」
 「分かったわ。だけど挿れる前には分かるわね。」
 「うん、オシッコ飲ませて。ううん、したいから我慢して飲むんじゃないよ。お昼休みに分かったよ。ボクは本当に愛華さんのオシッコを飲みたいの。それに時間があるし、愛華さんがいいと言うなら精液も飲みたい。」
 「分かったわ。沢山飲ませて上げる。そしていっぱいお尻にも入れて上げるわ。」

 愛華は制服を脱ぎ始めた。智美も一緒に脱ぐ。恥ずかしい筈なのだが、たった一日でそこ迄スケベに成った自分達を不思議に思うのだった。

 「ねえ、愛華さん。今日は縛らないで。」
 「いいわよ。もう、驚いて逃げたりはしないわね?」
 「うん。ボク、愛華さんのオッパイを触りたいんだよ。昨日は触りたくても触れなかったから。」
 「今日はいいわよ。」
 「『今日は』? 明日はダメなの?」
 「そういう意味じゃないわよ。今日はトモミが私と一緒に住んでくれるって言ってくれた日だからよ。トモミは私のペットよ。結婚はするけれど、結婚してもペットはペット。淫魔との結婚なのよ。」
 「それでもいいよ。ボクは愛華さんと一緒に居られるだけで幸せだから。」
 「私はSだもの。やっぱりトモミを虐めたいわ。虐められたトモミが悦ぶのが嬉しいしね。」

 智美はひざまづいて愛華の股間に顔を近付けた。女性らしい体形の股間からぶら下がっている逸物は、何ともアンバランスだった。

 「愛華さん。愛華さんはオチンチンの大きさを変えられるって言ってたよね。今は小さくしているの?」
 「そうよ。普段は小さくしておかないとね。熟睡したり、うんと催してしまうとダメなの。トモミは知らなかったでしょうけれど、今迄も催してしまった時は大変だったのよ。ママに吸って貰うか、お尻に挿れさせて貰わないとならなかったのよ。それでも週に一、二回だから、前もって出してしまっておくの。今はトモミに続けて出せるから、心配ないわ。」
 「フーン。」

 智美は愛華のペニスをしゃぶり始めた。少し堅くなってきてはいるが、それでも智美の物よりも少し大きい程度であった。愛華は少し息んで排尿を始めた。愛華も慣れた為、一度に排尿せずに、少しずつ出すのだった。

 「フーッ、美味しかった。スッキリするけれど、スケベになるのが分かるよ。」
 「そう。私の体液だものね。」
 「ねえ、愛華さん。お尻に挿れて貰う前に、口で飲んでいい?」
 「いいわよ。」

 智美は愛華のペニスをさすりながら再び口に含んだ。しかしふと吸い上げるのをやめた。

 「どうしたの?」
 「ねえ、愛華さん。さっきも言っていたけれど、我慢して小さくしているって言ったよね。お尻に挿れて貰った時も少し細くしているって。我慢していると充分には気持ち良くないんでしょう?」
 「そうよ。だからトモミのお尻の穴を拡げているんじゃない。」
 「だったら我慢しない愛華さんのオチンチンて本当はどの位の大きさなの? お尻は無理でも、口でなら、どんなに大きくても大丈夫じゃないかな?」
 「さあ、それはどうかしら? 入るにしても、私のオチンチンの本当の大きさを知ったら、ビックリするわよ。今だってトモミのオチンチンより大きいのに、自信を無くさせてしまいそう。」
 「そうだよね。こんな美人の愛華さんにボクより大きなオチンチンが在った事だけで充分に驚きだけれど、ボクが驚く程の大きさなの? だけど、ボクはもう愛華さんと結婚するんだから、本当の事を知っておきたい。」
 「だけど自信喪失で嫌いになられるのはイヤよ。」
 「あれっ? だって淫魔との契約なんだから、ボクがどうあっても愛華さんと離れられないんだよ。見せてよ。」
 「そう?」

 愛華は意を決した顔をした。そして肩を落として脱力する様にする。しかしペニスは段々と太く成り、上を向き始めた。それはどんどん大きく伸び上がり、長さは25p程で太さが5p位に成った。

 「ゲッ・・・、でかい・・・メv

 亀頭は赤黒くヌメッと輝いていた。あまりの逸物に智美は唖然としていたが、嫌悪感は湧かなかった。むしろ涎が滴りそうになっていた。

 「愛華さんのオチンチンてこんなに大きかったんだ・・・。じゃあ、ボクはお尻の穴をもっと拡げないとダメなんだ・・・。」

 そしてその大きな亀頭を一気に口に含み、竿全体を撫で上げる様に愛撫し始めた。

 「ハフッ。上手・・・。」

 愛華としては智美相手に初めて自然のままのペニスでの翻弄に陶然としていた。先走りが溢れ出すと、トモミは顔を大きく動かし、口内で大きな亀頭を擦り付けるのだった。

 ドボーーッ!! と激しく口内に精液が迸り出た。トモミの口の容積を超え、飲み下しに間に合わず、一部が溢れ出た。智美はそれが惜しいという様にひたすら飲み下すのだった。

 「ハーッ。凄いよ。愛華さん、こんなに大きなオチンチンから出る精液は最高。」
 「いいの? だけど私もこの方が気持ちいいわ。」
 「やっぱりオチンチンは大きい方がいいよ。女に成る迄はボクが愛華さんのオチンチンを気持ち良くして上げる。だから肛門を早く拡げないとね。ねえ、愛華さん、今度はボクも気持ち良くさせて。出来るだけ大きいままで挿れて欲しい。」

 愛華は微笑みながら智美のT字帯を外した。

 「お尻にオチンチンを挿れてから先を膨らませているのよ。そうすると抜け難いし、中から肛門が拡げられるから。」

 そう言いながら、愛華はペニスを細くして智美の肛門を貫いた。

 「ハフッ。これっ・・・。どうしてこんなにいいの?」

 もう智美は夢中になり、自分から尻を振って愛華のピストンを助けるのだった。そして再び大量の精液を受け、夢心地のまま、自分では射精せずに達したのだった。

 「フーッ。段々トモミのお尻は具合が良くなってくるわ。」

 愛華が体を起こしてペニスを引き抜こうとした時、

 「アッ、待って、愛華さん。お願い、このままで居て。」
 「このまま?」
 「ウフッ。オチンチンを挿れたままにして居たいの。オチンチンを抜くと張り型でしょう? それだったら愛華さんの方がいい。」
 「じゃあ、そうしようか。オチンチンを少しずつ大きくしていけば、痛まないで拡げられるしね。」

 二人は前後に繋がったまま抱き合っていた。



 夜になる迄の間、何度も射精し、智美の体内にはかなりの精液が送り込まれていた。そして智美も抜かれるのがイヤだったし、愛華もそのままにしていたかったので、愛華は排尿も智美の中にしていた。それも智美には心地良い迸りとして感じていた。

 「もうそろそろ寝ないと・・・。明日の学校はつらいわよ。」
 「愛華さん、このままではダメ?」
 「このまま? 繋がったままで?」
 「うん、愛華さんのオチンチンが大きく成ってしまうかも知れないけれど、ボクはこのままで居たい。」
 「どうかしら・・・。いいわ、分かった。もし大きくてダメだったら起こしてね。もし大丈夫なら、トモミのお尻はうんと拡げられる事になるものね。」
 「本当は向かい合って、抱き合いながら寝たいんだけれど、それは楽しみにとっておく。」
 「私もよ。早くセックスしたまま抱き合って寝たい。私の両親がそうなのだけれど、随分スケベだと思っていたのに、自分も早くそうしたいと思う。やっぱり淫魔だと自覚させられるわ。」

 二人はアナルセックスを始めてから一度も抜かずに眠りについた。
 最初の内は愛華も智美の肛門を心配して意識的にペニスを少し細くしていた。しかし連続射精で疲労の出ていた愛華は先に眠りに落ちていた。

 (ウッ、愛華さん、眠った。クッ、やっぱりオチンチンが太く成る。ググッ、痛い。もしこれ以上太く成ったら・・・。)

 確かにペニスは大きく太くは成ったのだが、大量射精の影響で、それ程の勃起力はなく、肛門で絞り込めていた。長さも長く成っているので、亀頭は大腸噴門を強く押し拡げる位置にある。智美にとってはかなり強い異物感を感じるのだが、それよりも幸福感の方が大きいので、限度近く肛門を拡げられている状態でも一緒に眠りにつくのだった。



 (ツッ、痛たた・・・。)

 智美は肛門の痛みで目が覚めた。我慢出来ない程ではないのだが、それでも愛華のペニスが朝勃ちで堅くなっていたのだ。それでもジッと耐えている。智美としては出来るだけ早く肛門拡張をしたいので、力を抜いて我慢していた。
 暫くして愛華も目覚めた。ゴソゴソ動き出したので、肛門がかなり痛む。

 「アッ、愛華さん、ダメ。痛い。」
 「エッ? ああ、オチンチンが太く成っているんだわ。ちょっと待って。」

 愛華は竿の肛門の部分だけ少し細くした。スーッと痛みが減り、智美は少し向きを変えた。

 「フーッ、治まった。お早よう、愛華さん。」
 「ンフッ。お早よう。アラッ、もうこんな時間?」
 「エッ、まだ早いでしょ?」
 「普通だったらね。だけど何回かしないと・・・。私のオチンチンも沢山出せる様に成っているのよ。トモミもしたくなるかも知れないけれど、私だって溜まると大変なのよ。」
 「そうだよね。折角今迄普通の女生徒、それもレズの、それがバレてしまうものね。」

 愛華は後背位の体勢で腰を動かし始めた。

 「アハッ、トモミ、いいわよ。お尻が緩くなっているわ。」
 「フッ、ボクの方も。大きいオチンチンで動かされるのはいい。」

 亀頭は大きいままにしているので、かなり大きなストロークのピストンが出来る。亀頭のえらが肛門を無理矢理こじ開けるが、抜け出る事はない。突き込まれる時は直腸いっぱいに填まり込み、直腸が引き延ばされ、更に大腸噴門をこじ開ける。そして愛華の射精は直接大腸に放出された。

 「アハーッ・・・。美味しい。愛華さんの精液、気持ちいい・・・。」

 二人は時間いっぱい迄アナルセックスを楽しんでいた。

 さすがに出掛ける時間が迫り、渋々ペニスを抜き、T字帯を着けさせるが、思ったより緩くなっていた。

 「あらあ、こんなに? 調子いいわ。このままだとすぐに充分に拡がるわ。ねえ、トモミ、張り型を少し大き目にしておくわよ。そうすれば今晩はかなりいい具合に成りそう。」
 「いいけど・・・、痛くしないでね。」

 愛華は素直になった智美を嬉しくいとおしく感じた。



 授業中の智美の張り型はリモコンで軽く蠢いているだけだった。殆どいっぱいに拡げられている肛門なので、刺激が便意となっていきばっても、肛門括約筋に力が入らず、張り型を締め付けないので、それ程痛まずに済んだ。
 愛華は合間の休み時間に校内の売店に行き、パンと牛乳を食べていた。それを智美は嬉しく感じていた。

 (愛華さんはボクと違って栄養分を出すだけだったんだ。ボクは愛華さんのオシッコと精液で食事はしないで済む。むしろ食べたくはない気分だ。だから愛華さんはボクと一緒の時には食事をしないでいてくれている。ボクの前で食事するのは可哀想と思ってくれているのだろうなあ。ボクのオチンチンが大きく成ったら、ボクの精液は愛華さんの栄養になるのだろうか。早く愛華さんが女に成れば、ボクも一緒に食事が出来る様になるのだから・・・。あれっ? そう言えば、ボクのオチンチンは元気が無いなあ・・・。あんまりお尻で気持ち良かったから分からないけれど、ひょっとすると精液を入れている副作用かなあ。)

 お昼休みは二人には待ち遠しかった。慎重を期す為、愛華と智美は時間をずらして席を離れ、別のルートで屋上に向かった。



 「愛華さん・・・。」
 「トモミ。」

 二人はしっかりと抱き合うのだった。

 「愛華さん。大好き。」
 「私も。」
 「ちょっと離れているだけで、こんなにつらく感じるなんて。」
 「私は淫魔だから、トモミを自分の物に出来るのだけれど、人間としての私は凄い不安。トモミが私を棄てたらと思うと・・・。」
 「それはないよ。ボクだって淫魔の愛華さんと契約しているのだから、絶対に愛華さんと別れない筈だって思っても、もし愛華さんに嫌われたらと思うと・・・。」

 そう言いながら智美は愛華のスカートを持ち上げ、中に入り込む。そしてショーツに手を掛けた。

 「アハッ、愛華さん、でかい。」

 ショーツに納まり切れない程の大きさに勃起していた。

 「ずっとトモミの事を考えていたわ。つらくて切なくて・・・。」
 「大きくしてよ。その方が楽なんでしょう? ボクも愛華さんの大きなオチンチンの方が嬉しいし、美味しいよ。」
 「そう? 私もその方がいいわ。」

 愛華のペニスはググーッと伸び上がり、スカートを持ち上げる様に突き上げた。智美は嬉しそうにそのペニスの亀頭にむしゃぶりついた。香りの良い暖かい液体が出て来るのを、智美は一滴もこぼさない様にひたすら飲むのだった。

 「美味しかった。愛華さん、精液も飲みたいけれど、時間がないからお尻に挿れて。」
 「うーん、困ったわ。凄くトモミが好きなのよ。オチンチンを緩めて大きくしたら、小さく出来ない。一度出さないと治まらないのよ。」
 「あーん、すぐ挿れて欲しいのに。いいよ、愛華さん。これなら何とか入るよ。先っぽが入ればOKだから。」

 智美はズボンを脱いで待っていた。愛華はすぐにT字帯を外して張り型を外させた。張り型はリモコンでかなり大きくされていて、愛華も無理をすれば挿れられる様に思えた。

 「きつそうよ。トモミ、お尻を手で拡げて。」

 智美は屈んで尻を突き出し、両手で尻たぶを引っ張る。真っ赤に充血している肛門が蠢いている。愛華は両手でペニスを支え、亀頭を肛門に押し当てた。

 「グッ、きつい・・・。」

 亀頭のえらがいっぱいに拡がった肛門に引っ掛かるのだ。愛華は力を込め、ペニスを捻りながら填め込んでいく。
 グボッ・・・!!
 亀頭が肛門を通り過ぎると、一瞬でペニス全体が直腸に填まり込んだ。前夜よりも柔らかくなっている肛門は抵抗が少なく、大きなピストンがスムーズに出来るのだった。

 「ハーッ、トモミ、いいわよ。」

 トモミの愛を感じる愛華の愛もペニスに満ち溢れている。今迄にない程の高まりで、愛華自身も驚く程の大量の精液を迸らせた。その精液の塊は智美の大腸に痛みを感じさせる程の量だった。大腸への刺激が便意になり、直腸で強くペニスを絞り込む。それが愛華にも素晴らしい快感になった。

 「ハーッ、お尻の具合はほぼ完璧ね。凄く気持ち良かったわ。」
 「ウフフ、愛華さん。随分沢山出したね。これじゃ、勃ったままで大変だったでしょう?」
 「そうなのよ。ずっとトモミの事を考えていたのよ。淫魔としての身体はトモミが好きだけれど、人間としての私もトモミが大好き。だから沢山出たのよ。ウウッ、まだ出したい。」

 智美は素直に尻を突き出す。愛華は立て続けのアナルセックスを楽しむのだった。



 二人にとっての昼休み時間は短過ぎる。愛華は午後の授業中の勃起を押さえる為にも激しいセックスで、再び大量の精液を放出した。

 「もう時間ね。残念だけれど抜くわよ。」
 「抜くのはつらい。もう、ボクは愛華さんから離れられない。心だけでなく身体も。」
 T字帯の張り型もかなり太く成っているが、割りとすんなり入る。智美にとって、肛門の充実感は少ないが、空虚感は少なくなる。もうT字帯を着けられる事に恥辱感はなくなっていた。



 二日後には智美の荷物は大部分は運び終えていた。元々、それ程の持ち物もないので、愛華の隣の部屋の四畳半ワンフロアでも充分である。形だけのベッドも用意されているが、実際には使われない。マンションに居る間は、二人は常に繋がっているからだ。

 「ねえ、愛華さん。ボクに遠慮して食べていないんでしょ?」
 「だって、トモミが食べないのに私だけがって訳にはいかないわ。」
 「食べてよ。ボクだって愛華さんの元気なオチンチンの方がいいし、いっぱい出せば、それだけ早く女に成るんでしょう?」
 「分かったわ。じゃあ、抜くわよ。」
 「いいよ、このままでいようよ。」
 「だって、歩くのは難しいのよ。トモミは背が低いし、足の長さは私の方が長い。下から挿し込んでいるから、私は足を拡げるか、曲げなくてはならないのよ。」
 「アッ、そうか・・・。」
 (もしボクが女に成った愛華さんとセックスをするとなると、ボクの方が下から挿れるとして・・・・。それでも足の長さの差があるなあ・・・。)
 「いいわ。私がトモミを持ち上げて歩くから。」
 「持ち上げて?」
 「そうよ。オチンチンで支えたまま。」
 「そんな事したら、肛門が裂けちゃうよ。」
 「ウフフ、冗談よ。確かに楽しそうね。ちょっとやってみましょうね。」

 二人は繋がったままキッチンに行く。冷蔵庫の中の物は智美にとり、食欲の湧かない物ばかりだった。ジュースを飲む愛華を羨ましいという気持ちが起きない。確かに空腹ではある。暫く食事をしていないので、胃の中は空なのだ。愛華はすまなさそうにパンを食べていた。

 「どうしよう。確かに私の体液には栄養があるけれど、それでもビタミン類は不足するわ。」
 「うーん、どうしてかなあ。食欲が起きないんだよ。愛華さんのオシッコとか精液なら美味しく感じるんだけれど・・・。水を飲んだだけで吐き気がするし。」
 「やっぱり両親に良く聞いてからの方が良かったのよね。」
 「聞くって、何を?」
 「多分私の両親とも、私が結婚するのは高校卒業かその後と考えている筈なの。淫魔の場合、結構早いのだけれど、それでも普通の人間との結婚には色々な準備が必要なのよ。大体、性転換するのだから、お役所の事務関係とか、日用品にしたって大変なのよ。ハッキリと結婚を決めてから準備をするから、時間が掛かるのよ。その間に色々な事を教えて貰う筈だったの。両親の場合は何年も淫魔の精液を受けていたから、ちゃんと分かっていると思うけれど、トモミは初めて受けるのだから、当然ホルモン異常が起きる筈なのよね。それがどの程度で、いつ迄続くのかが良く分からないわ。ただ、ママの場合は一ヶ月で女性化の自覚症状が出て、完全な女性に成るのに二ヶ月掛かったって。」
 「ヘーッ、二ヶ月で女に成るのか・・・。」
 「だけどね、ウフッ・・・。女に成ったって分かるのは生理があってからでしょう。ママの場合は生理が無かったんだって。最初の卵子で受精したらしいわ。それが私。」
 「ワーッ、じゃあ、ボクも気を付けないと。」
 「そうよね。まだ中学生だし、すぐに妊娠したら、高校入学を大きなおなかで出るなんて事になるわ。」
 「私はそれでも構わないと思っているわ。本当よ。トモミと結婚したら、きっと子供が欲しくなると思うの。パパもママも仲が良かったし、きっと楽しい家庭になると思うのよ。」
 「そうかも知れないけれど、やっぱり早いよ。それに折角セックスが出来る様に成っても、妊娠したら難しいものね。」
 「まあ、トモミ、スケベ。」
 「そうですよ。淫魔と結婚するのだもの、淫魔程ではないにしても凄いスケベだよ。」
 「アハハ・・・。悔しいけれど、言い返せない。だから・・・。」

 愛華は腰を動かし、再びのアナルセックスを始めるのだった。



 二人の生活は殆どがアナルセックスをしていると言って良かった。一週間程で智美の肛門は十分に拡張され、T字帯はすんなり出し挿れが出来る様に成っていた。学校に行く時は装着するのだが、それは愛華の精液の流れ出す事を防ぐと言うより、アナルセックスをしていない間の空虚感を押さえる目的であった。

 「トモミ、もう学校の時間よ。」
 「あーあ、残念。」
 「我慢しなさい。それにあと一週間で冬休みよ。そうすれば休みの間中、イヤと言う程して上げるから。」
 「そうだよね。三学期に入る頃は女に成る前兆が現れるのでしょう? そうすれば出来なくなるものなあ。」
 「大丈夫よ。私は淫魔。セックスに絡む事であれば、超能力と言っていい程の能力があるのだから。だけどトモミ、気を付けてよ。私達の関係は絶対に秘密よ。私は相変わらずレズだと思われているけれど、トモミは少しこの頃元気過ぎる。元気なのはいいけれど、私とこういう関係だという事を自慢しているみたい。ううん、言葉ではないの。態度でね。昔だったらバカにされていじけていたけれど、今は妙に平気なのよ。中学校はあと数カ月よ。自重してね。」
 「ああ、そうか・・・。確かにバカにされても、いぜん程腹が立たない。まずいね。」
 「そうねえ・・・。私はレズだと思われているけれど、トモミはホモだと思われる様にしなさいよ。少し女っぽい仕草で。女っぽい可愛い子なら、私と普通に話していても、変な関係と笑って済ませられる。」
 「ホモ? 確かにそうだよ。今は愛華さんは男なんだから。そうだね。どうせあと少しなんだ。せいぜい女っぽい風に見せるわ。」
 「アハハ・・・。それは大丈夫。男っぽくしようったって、トモミには出来ないから。」
 「チェッ、今にヒーヒー言わせる男に成ってやるから。」

 愛華は冷たい笑いを隠していた。

 (それは絶対に無理。私がトモミを愛してしまっているのは確かだけれど、インキュバスの愛華としては絶対にトモミを快楽の虜にするわ。)



 そして更に一週間後。午前中で終業式は終わった。心生学園中等部の生徒は大部分がそのまま高等部に進学する。だから受験戦争とは無縁なので、最後の休みは皆遊びに出掛ける者が多い。そして愛華と智美は休み中の楽しみの為にウキウキしながらマンションへ戻るのだった。

 「ねえ、愛華さん。ずっと出来るね。」
 「そうだけれど、まずお買い物よ。」
 「買い物?」
 「だって三週間以上の休みよ。多分私は凄いスケベに成ってしまうと思うの。食事の支度も出来ない程のね。それに年末は込んでいるし、お正月はお店も閉まるわ。だから今の内にね。」
 「分かったよ。ボクも一緒に。」
 「ダメ。二人で一緒に居るところを見られたくないし、それと今晩から私がトモミを虐める道具を買ってくるの。」
 「ボクを虐める?」
 「そうよ。私はSの淫魔。虐めるのは当然でしょ? それに休みの間に誰が来るか分からないわ。私の部屋にトモミが居るのを知られたくないから、トモミの変装道具もね。」
 「変装?」
 「そうよ。一々の質問は無し。全て私のペース。それが私のペットとしてのトモミの役割よ。時間が掛かるけれど楽しみにしていなさい。それと寮に残してある物は全部始末して。中途半端に残しておくと、トモミはどこに住んでいる? と不審がられるわ。完全に片付けておけば、引っ越したと思って貰えるし、或いは単に転出届の出し忘れ位にしか思われないから。」
 「うん、分かったよ。じゃあ、早くね。」

 智美は少し不満だったが、あと数時間後にめくるめく快感が待っていると思うと、愛華に素直に従うのだった。



 「ただ今。」
 「遅かったよ。」
 「ちょっと待って。この部屋よ。入れて下さい。」
 「エッ、何?」

 愛華は誰かを手招きしていた。入ってきたのは女性の運送屋さんだった。大きな段ボール箱を運び込む。

 「何? これ・・・。」
 「まだありますから、中に運んで下さい。ボク、お願いね。」
 「『ボク』? ボクの事?」
 「そうよ。頼むわ。あら、弟さん?」

 智美はドキドキしていたが、愛華が平然と答えた。

 「そうよ。ナヨナヨしていて男っぽくはないけれど、一応私の弟。トモミ、手伝いなさい。」
 「アッ、はい。」

 智美は言われるままに受け取った段ボール箱を室内に運び込んだ。

 「はい、これで全部ですね。」

 運送屋の女性は荷物を運びながら、帽子のひさし越しに智美をジッと見つめていた。

 「残りの荷物は二、三日中ですね。」
 「お願いします。」

 美人の運送屋だなと思う智美だったが、それよりも愛華との『事』への期待と、数多い荷物に興味を奪われていた。

 「愛華さん、これは?」
 「殆どが私の食事。トモミには悪いけれど、私も栄養を摂らないとね。それと残りはトモミの変装道具と虐める道具よ。」
 「どんなに虐めてもいいよ。ボクは愛華さんに虐められるのが嬉しい。これがマゾなのかなあ。」
 「それじゃ、その箱を開けて着替えなさい。私も支度するから。」

 智美は言われた通りにいそいそと箱を開いた。中から革製品が出てきたが、それはいかにも卑猥な色艶だった。しかし引っぱり出した物を見て、

 「愛華さん、これ違う。愛華さんの物じゃないの?」

 それは革のボンデージで、オールインワンの女性物だった。胸の部分が乳房を出す為にポッカリと二つの穴が開いており、足の先はかなり高いハイヒールになっている。

 「違わないわ。それはトモミ用よ。大きさを見てご覧なさい。私には小さ過ぎるでしょ?」
 「だって、女物だよ?」
 「そうよ。休みの間は、智美は女の格好をしていて貰うの。この部屋に私以外の女の人が居ても、さほど不自然ではないわ。男の人と居れば変に思われるもの。まあ、さっきの運送屋さんみたいに、弟だと思って貰えるけれどね。だけど、クラスの人が来たら大変。すぐにトモミだと分かってしまう。だけど女装していればごまかせるわ。でもね、例えトモミでも単純な女装だとすぐバレるの。それはトモミを虐める為だけではなく、トモミの女装を完全にする目的もあるの。どんなに可愛い男の子でも体型はやはり男なのよ。その体型を補正するの。それとそのハイヒールで、かなり背が高く見えるから、トモミを知っている人でも絶対に分からないわ。女装すると、結構背が高く見えるの。それにハイヒールだったらね。それとハイヒールを履くと、どうしても歩き難いから、動きがスローになり、女性らしい仕草になるの。」
 「それでこんな物を?」

 愛華は笑っていた。

 「だけど、本当は男物のボンデージなんて無いのよ。あってもかなり大きいの。女物だったら、結構小さい物から在るのよ。着なさい。この部屋に居る間は、私が着せる物しか着せないって言ってあるでしょ? これも淫魔との契約なのよ。」
 「ハーイ。」

 智美は素直に従う。淫靡な期待を高めこそすれ、反対する理由は何もないのだ。しかしなかなか着難い代物だった。

 「あれっ? これ、ベルトに金具が・・・。これもあのT字帯を着けるの?」
 「そうよ。だけどそれだけではないでしょ? そのボンデージはM用なのよ。ハイヒールの先はフックになっているでしょう。そこにロープを通したり、壁に鍵を付けて、足を拡げたまま拘束したりする為なのよ。」
 「それにしてもきつい。」
 「トモミの体格だと、どうしてもそういう物しかないのよ。トモミの背格好の女の子の体型だとね。」

 やっと足を通し終え、背中の開いた部分から被る様にして着込むのだが、腕も細く、なかなか通り難い。

 「フーッ、きついね。愛華さん、このハイヒールだと、ボクには歩けないよ。」
 「きついと言っても、まだ背中は締めていないのよ。」
 「背中?」
 「沢山穴が開いているでしょう。そこに革紐を通して絞るの。はい、向こうを向いて。」

 愛華は智美の背中の部分に紐を通し、引っ張る。

 「グエッ! きつい。」
 「我慢!! 最初の内は緩くしておくけれど、女の体型はこんな物じゃないのよ。」

 智美には胸もウエストもかなり絞られている感じがする。

 「すぐ慣れるわよ。さあ、私も着替えないとね。」

 愛華は自分も服を脱ぎ、別の箱のビザールを取り出した。同じ様な材質なのだが、やはり女性が女性のビザールを着るので、ペニスを除けばよりセクシーに感じる。むしろペニスの形の張り型を付けている女性にしか見えないのだ。

 「やっぱり愛華さん、綺麗・・・。」
 「有り難う。いいわよ。お待たせ。」

 智美はふらつく足で愛華ににじり寄り、股間のペニスに口を当てた。

 「愛華さん、オシッコ。」
 「いいわよ。」

 智美はペニスを口に含み、愛華の排尿を待つ。そして音を立てて飲むのだった。

 「さあ、次はどっちがいいの?」
 「やっぱりお尻。」

 ベッドに寄り掛かり、尻を突き出して尻たぶを広げて愛華を待つ。愛華は亀頭を細めにして智美の肛門にペニスを捻込む。

 「ハフッ。凄い・・・。」

 そして二人はいつ迄も続くアナルセックスを始めるのだった。



 「ハアーッ・・・、いてて・・・。」

 目覚めた智美は、直腸内の太いペニスを実感した。既に太陽は高く上がっていて、何度も射精した愛華は疲労の為か、まだいびきをかいていた。

 「ウーッ、凄かった。愛華さんも頑張ったものなあ・・・。ああ、早く向かい合ってのセックスをしたい。ウフッ。随分太くて大きなオチンチンだ。だけど、ボクのはいつ大きく成るんだろう。愛華さんのは精液を沢山出す為に大きく成ったけれど、ボクは出さないから、ダメなのかな? 愛華さんのが大きく成った分、ボクのは小さく見える。」

 智美は動かないでいる愛華のペニスを少し抜き挿ししながら楽しんでいた。ボンデージはきついのだが、それでも楽しいきつさであった。

 「でも、ちょっときつ過ぎる。こんなに締め込むから、オッパイの部分がはみ出て、まるで小さなオッパイ。少し充血しているのかな? 触るとちょっと痛い。肛門もオチンチンを挿れっ放しのせいか、少しズキズキする。うーん、オチンチンと肛門の間の筋肉がひきつられているからなあ。」

 モゾモゾしていた智美の動きに愛華も朝の尿意を感じて目を覚ました。

 「ん? アッ、お早よう。もう起きてたの?」
 「お早ようございます。もうって、お昼近いよ。」
 「あら、そんな時間?」
 「ねえ、愛華さん・・・。」

 智美は甘える要にお尻をくねらせた。

 「スケベ。だけどちょっと待って。オシッコしたい。」
 「ねえ、このままで・・・。」
 「オシッコ入れていいの?」
 「うん。」
 「横になったままは難しいわね。うつ伏せになってよ。」

 二人はベッドで起き上がり、後背位の体勢をとる。そして愛華は息張って朝の排尿を始めた。

 「ハーッ。」

 智美の体内に暖かい液体が広がる。大腸の中をズーッと埋め尽くしていく快感に智美は酔い痴れていた。尿が大腸からすぐに吸収されるのが良く分かるのだった。

 「トモミはここ暫く食事をしていないわね。」
 「エヘッ、愛華さんのオシッコと精液が凄く美味しいの。お尻でも分かるんだよ。ウフッ、まだ堅い。ねえ・・・。」
 「ウフフ・・・。しっかり眠ったせいか、自分でも良く分かる程に溜まっているわ。二発や三発では済まないかもよ。」
 「嬉しい・・・。」

 愛華の尿で充分に潤った智美の直腸は滑りが良くなっていた。いっぱいに発起しているペニスは、愛華自身の意思の力でも亀頭を小さく出来ない程に大きく成っている。さっそくアナルセックスを始めるのだった。
 ゆっくりとしたピストンは智美を夢中にし、強く締め込む直腸によって愛華の快感も高まる。じらす様にゆっくりとするピストンで、愛華の亀頭はますますえらが張り出し、数発射精しないと、絶対に引き抜けない程に充血していた。そしていざ激しいピストンに移ろうとした瞬間・・・。

 コンコン・・・。

 「愛ちゃん。」

 いきなりドアが開き、若い女性がニコニコしながら入ってきた。

 「今日は。今日はパパの精液を菊野さんに・・・?」
 「マ・・・、ママ・・・!!」

 部屋全体が凍り付いた。愛華は後背位のまま、そして智美も上半身を起こしてその女性を見つめた。その女性も口をぽかんと開いたまま二人を見つめていた。

 三人には長い沈黙の時間が続いた。

 「キャーッ、ダメーーーッ!!!」

 母親はハッとしてドアの外に飛び出した。二人も夢中でその体勢から離れようとしたが・・・。

 「ギーッ! 痛いーーーっ!」

 無理に抜こうとしたペニスのえらが肛門に引っ掛かったままであった。愛華も汗をかきながらペニスを抜こうとしているのだが、どうしても引っ掛かってしまう。

 「ダメッ、抜けない。どうしよう。」

 二人はベッドの上で、ただオロオロ慌てふためいてもがくだけだった。智美は起き上がって抜こうとし、繋がったままで引き戻されてしまう。愛華の膝に座った格好になるのだが、ペニスは大腸に迄入り込んでしまい、ますます抜けなくなってしまった。その時ドアの外にもう一人別の訪問者があったらしく、話し声が聞こえてきた。

 「アッ、あなた。愛華が・・・。」
 「愛華が? どうしたの?」

 そのもう一人もやはり女性の声だった。

 「愛華、どうしたの?」

 ドアがパッと開き、血相を変えた女性が入ってきた。智美達はただシーツで身をくるむしかなかった。

 「ダメーッ、見ないで。出て行って!!」

 その女性も呆然と二人を見つめていた。愛華は泣き出し、智美も顔を隠して震えていた。ますます肛門がペニスを締め付けてしまう。

 そして長い沈黙と愛華の嗚咽が続いていた。しかしその沈黙を破ったのはその女性達の笑い声だった。最初はクスクス笑いだったが、やがて爆笑へと変わっていった。その不思議な雰囲気に、智美はソッと顔を出して女性達を覗いた。最初に入ってきた女性は小柄で、愛華がママと呼んでいた女性である。とても愛華の母親には見えない程若い。照れ臭そうな顔だが、いかにも嬉しそうに微笑んでいた。そして後から来た女性はずっと背が高く、愛華の顔と良く似ていた。愛華と同様、美人で、更に大人の女性としてセクシーでグラマーだった。しかし母親の方が小柄だが、グラマーさで言えばずっと上だった。凄いと言うよりも凄さまじいと言う程の巨乳である。まるで胸に大きな荷物を抱えている様だった。

 二人の女性は椅子に腰を下ろし、いかにも嬉しそうに、反面、困った様な顔をしていた。

 「愛華、分かっているわよね? その子と結婚するつもりなのね?」

 愛華は涙ぐんだまま頷いた。

 「私達も愛華の結婚については高校卒業迄には何とか相手をとは思っていたのよ。だけどまさか愛華自身が既に決めていたとは思わなかったわ。良く決心したわね。」
 「だって・・・。私もトモミを好きだったのは確かなんだけれど、いきなり正式な申し込みを受けちゃって・・・。だから・・・。」
 「正式な? 愛華、淫魔の血を引くあなたにとっての『正式』という意味を知ってる?」

 愛華は再び黙って頷いた。それには二人の女性は顔を見合わせて驚いた。

 「召還されたの。勿論正式な魔法陣ではなかったわ。だけど強い思念で・・・。」
 「じゃあ、愛華が淫魔だという事を承知で結婚の契約をしたのね?」

 それには智美もコクンと頷いた。

 「どこ迄話したの? 淫魔との契約は絶対に成就するという事は聞いているの?」
 「ええ・・・。」

 背の高い方の女性が笑いながら愛華の母親を見て笑った。

 「ママよりも積極的だったのね。」
 「そうよね。私は無理矢理犯されてだったけれど。」

 智美は母親達が驚いているだけで、怒っていない事にホッとしていた。話では凄い変態だという事だが、自分達の状況を知っても平然としているという事で、恥ずかしいには違いないが、安心出来た。

 「ねえ、愛華さん。この方達は?」
 「初めまして。ちょっと変な状況ですが、多分あなた達は離れられないのでしょう。私達もそうでしたから、良く分かります。私が愛華の母です。どこ迄聞いていたかは分かりませんが、こんな変態の家族の一員になるのですよ。イヤと言っても、もう後戻りは出来ませんけれどね。愛華を宜しくね。」
 「私達はこういう家族ですから、愛華の結婚相手には苦労していました。私自身、ママを手に入れるのにはかなり酷い事をしたのですが、それでも今は幸せに生活しています。」
 「エッ? 愛華さんのお姉さんじゃ?」
 「オホホ、有り難う。だけど、私は愛華の父親です。愛華と同じでニューハーフなのよ。」

 智美は頭が混乱していた。そして何とか整理をつけようとしていたのだが、どうしても混乱が治まらない。

 「お父さん? じゃ、サキュッバスなのは?」

 美人の『父親』は再び笑い出した。

 「ママ、この坊やは・・・、あっトモミさんね? この子はやっぱりママと同じよ。」

 母親は肩をすくめた。

 「サキュッバスではないわ。淫魔と言ってもインキュバスなの。それは私。ママは普通の人間よ。」

 智美の混乱は治まらない。

 「だって、愛華さんのママは元々は男だったって・・・。ちょっと待って・・・。愛華さんのパパはニューハーフのサキュッバス・・・。そしてママは男だった。愛華さんがニューハーフのサキュッバス。ボクは男・・・。だったら・・・。」
 「サキュッバスではないわよ。インキュバス。サキュッバスは女性型の淫魔だけれど、男性型はインキュバスよ。」

 智美は全員の顔を見回して震えていた。両親は満面の微笑みを、愛華も優しい笑顔で智美を見つめていた。

 「ボクがママの立場に? 嘘だ。淫魔は嘘をつかない、つけないって言ったよね?」
 「そうよ。それにトモミに召還されたのは完全なインキュバスの魂。だから絶対に嘘はつかない。」
 「だって、愛華さんは精液を沢山出すと女に成れるって・・・。オッパイも大きく成るって・・・。そうだ、愛華さんが女に成ったら、すぐにでも赤ちゃんを産みたいって・・・。」
 「愛華? そうなの?」

 愛華は首を振った。

 「私にはインキュバスの血が流れているのよ。それに召還されたのはそのインキュバスの部分の魂なのよ。嘘はつかないわ。」
 「だったら・・・。」
 「確かに私は精液を出せば女に成るとは言ったわ。但し、『私が』とは言わなかった。トモミは大きなオッパイが好きとも言ったわ。だから私はトモミに大きなオッパイを上げると言ったのよ。結婚する契約だから、赤ちゃんが欲しいと言ったわ。だからトモミに産んで貰いたいのよ。」
 「そうよね。それなら分かるわ。変だと思っていたのよ。こんなに自由な状態でアナルセックスしている事が。まだ胸もそんなに膨らんでいないのに、逃げ出しもせずに精液を注入されているのがね。」

 トモミはますます激しく震えた。

 「ダメよ、パパ。そんな事言ったら・・・。」
 「平気よ。愛華一人だったら逃げ出されてしまうでしょうけれど、私が手伝うわ。この様子ならもう少しの注入で戻らなくなるから。」
 「なあんだ、パパも? 今日はパパの精液提供で、私は飲んでいなかったのよ。だから愛華に挿れて貰おうと思っていたのに。こんな事なら、もっとセックスしておけば良かった。」
 「な、何を・・・?」
 「愛華、今、どの程度?」
 「そうね、最初はオチンチンよね? 少し小さく成った程度よ。玉はかなり柔らかく成っているわ。」
 「膣は?」
 「ううん、まだ。やっと凹みが出た程度。」
 「それならすぐよ。愛華一人だったら、連続で疲労も出るでしょうから後半月掛かるわ。私が手伝えば、四、五日かしら?」

 母親も笑いながら口を挟んだ。

 「ママの時もそうなのよ。パパとお爺ちゃまの二人に挿れられたの。だからあっと言う間に女に成ってしまったの。それにママの時は十八歳だったから、それなりのオチンチンだったのよ。でも、トモミちゃんならもっと少なくて済みそうね。ああ、そうだわ。ねえ、パパ。二穴T字帯は?」
 「そうか・・・。愛華には準備していなかったわ。まさかこんなに早くお嫁さんが決まるとは思っていなかったから。それに、ええと・・・。年末迄には女性化決定を迎えるわね。正月休みも私が手伝えるから、冬休み開けには女に成っているわ。だけど卒業式迄の一月半はトモミちゃんは男として卒業して貰わないと。」
 「オッパイはつらいわね。相当押し付けておかないと。」
 「そうね。だけど冬服だから何とかなりそうよ。ママ、トモミちゃん用のT字帯を急いで頼んできて。オチンチン付きの物がいいわ。たとえ一月半でも、男子トイレに行けないと不審がられますもの。」
 「み、みんな・・・、何を言ってるの? ボクが女に? 嘘だ・・・。みんな変態だから・・・。愛華さん、愛華さんが女に成るんだよね? あっ、何を?」

 愛華はニコニコしながら智美を四つん這いにさせた。

 「パパ、ママ、トモミちゃんをお嫁さんにしてもいいのね?」
 「勿論。」
 「あっ、愛華さん・・・?」
 「トモミちゃんは知らないでしょうけれど、私達インキュバスの精液は栄養価が高いだけではないのよ。」

 父親も話しに加わる。

 「そう。私達の精液は思春期には殆どが女性ホルモンなの。私位の歳になれば少しは減るけれど、それでもかなりの量よ。それに精液量はずっと多いから、女性ホルモンの絶対量は多いわ。ママがあれ程の巨乳に成ったのは、常に大量の女性ホルモンを入れて上げているからなのよ。」
 「私達もこうだったのよね。懐かしいわ。愛ちゃん、良く見せて。」
 「イヤーーッ、ダメーーーッ!!!」

 智美は必死に起き上がり、ペニスを抜こうとしていたが、愛華のピストンでたちまちの内に高まってしまい、泣き声、叫び声は喘ぎ声に変わっていってしまった。

 「私にはトモミさんの心が分かるわ。」
 「そうね。ママはもっと歳上だったけれど、女に成ると分かった時、随分泣いたわ。」
 「そうよ。あなたを好きなのに女には成りたくなかった。パパと一緒に私に精液を入れられるのもつらかったわ。凄く気持ち良かったのよ。それがむしろつらかったわ。」
 「今でもつらかった?」
 「意地悪。あの時の気持ちよ。今ではむしろ楽しい思い出よ。だけど私の方がずっと幸せだったかしら? 私は童貞ではなかったわ。ほんの二回だけだったけれど、男としてのセックス経験があったもの。トモミちゃんは自慰以外に射精を知らずに女に成るのですものね。」
 「そうかしら? ママの方がなまじ男としてのセックス経験があったからこそ、女に成る事に抵抗があったのでは? トモミちゃんは初めてセックスするのは女としてなのよ。男のセックスを知らないからこそ、まだこんなに若いのにアナルセックスに素直に応じていると思うの。私も思い出すわ。ママを女にするのにひたすらアナルセックスをしたものね。楽しむ余裕なんかなかったわ。特にママが抵抗して泣いていたのを犯すのはつらかったわ。」
 「本当? それにしては随分悦んでいた様だったけれど。あーあ、こんなに私は若いのに、もうすぐお婆ちゃま。パパのママだってまだ随分若いのに・・・。」

 変態インキュバス夫婦はいとおしそうに愛華達のアナルセックスを見つめていた。



 両親公認、しかも祝福を受けたアナルセックスは愛華に励みとなっていた。休む事無しに連続射精で、愛華は今迄で最大の量の精液を智美に注ぎ込んだ。女にされてしまうという恐怖を遥かに凌駕する快感に翻弄され、ただ愛華の精液に夢中になっていた。大腸全てを埋め尽くし、全身に広がる快感に浸るのだった。

 「愛ちゃん、大丈夫?」
 「そうよ、愛華。あなたは今迄射精を押さえていたでしょう。この坊やと始めてからやっと自我が解放出来た筈よね。せいぜい半月ではまだペニスは機能を発揮出来ないのよ。自分では分からないでしょうけれど、随分疲れている筈よ。もう抜けるのでは?」
 「ええ、やっとオチンチンを意思で変化出来るわ。」
 「それじゃ、トモミちゃんをベッドに縛り付けておきましょうね。」

 両親は快感で半ば失神状態の智美の手足のフックにロープを縛り付けた。それをベッドの足に固定する。それからゆっくりと愛華はペニスを引き抜いた。

 「まあ、愛ちゃんのオチンチンも随分と美味しそうに成ったのね。」

 母は愛華のペニスを羨ましそうに見つめていた。

 「ねえ、パパ。私はこのまま高等部に進学するんでしょう? トモミはどうするの?」
 「愛ちゃん、大丈夫よ。パパがちゃんと手続きしてくれるわ。トモミちゃんも愛華と同じクラスになれる様にして貰うわよ。勿論その時はトモミちゃんは女生徒としてよ。」
 「本当?」
 「そうよ、愛華。ちょうどタイミング的にはいい時期だったわ。三学期の初めは下腹部は完全に女に成っているけれど、まだセックスの出来る程の膣には成っていないかもしれないわ。それに髪もまだ伸びないし、顔もまだトモミちゃんのままの筈よ。少しは女っぽく成っているでしょうけれど、元々が可愛いから、それ程目立たないですみそう。オッパイも押さえ付けておける程度の大きさですからね。」
 「だから偽オチンチンを着けるのね?」
 「そうよ。だけど二穴T字帯の本来の目的は早く膣を広く深くする事なの。楽しいものよ。ね、ママ?」

 母は苦笑いをしていた。

 「つらい代物よ。女としての感覚が分かると、パパの精液のせいで凄くスケベに成ってしまっているものだから、自分から刺激をしないと・・・。パパや愛ちゃんには分からないつらさと快感よ。」
 「セックスが出来る様な身体には多分一月程掛かるわ。大体卒業式間近ね。その頃だと授業も少ない筈ね。出席しないでもいい筈だし、多分トモミちゃんは起き上がれないと思うわ。パパの場合は時間的に余裕があったし、ママは高校を卒業した後だったから私のパパの手伝いは少なくて済んだわ。だけどトモミちゃんが高校に行く迄は一月少ししかないから、その間にパパも沢山精液を入れて上げる。そうすれば入学式迄には完全な女性に成っているわ。だけど取り合えずは男子生徒として入学するけれど、すぐに休学しますからね。」
 「休学? どうして?」
 「あら、だってセックスを始めたらすぐに妊娠してしまうのよ。五月には悪阻(つわり)がひどいと思うわ。その頃にはオッパイも隠せない大きさに成っているわ。薄着では絶対に無理だもの。それでも登校すると言うかどうか。悪阻が治まったとしても大きなおなかで登校は出来ないですものね。そして休学している間に髪も伸びるし、顔も完全な女の子に成るわ。そしてママの時の様に、愛華よりもずっと大きなオッパイに成っているわ。出産し、育児に一段落したら女生徒として転校生扱いでいいのよ。」
 「書類上の手続きは面倒なんだけれどね。」
 「どういう事、パパ?」
 「産まれる赤ちゃんは愛華が産んだ事になるの。パパがトモミちゃん。」
 「どうして?」
 「愛華も私を母とし、ママを父として産まれた事になっているのよ。」
 「知らなかったわ。だからどうして?」
 「戸籍上はパパも愛華も女性よ。ママは男性。そしてトモミちゃんもね。だから出産する時、トモミちゃんを愛華として産院に入院させるのよ。だけど十六歳で出産というのは、結構面倒ね。まあ、今は知り合いのいい病院が在るから良かったわ。」
 「ウフフ・・・、楽しみ。早く本当のセックスがしたいわ。ねえ、パパ、手伝ってよ。早くトモミを女の子にしたい。」



 智美は暫く失神していたが、続いているアナルセックスの快感に目を覚ました。女に成ってしまう悲しみよりも現在の快感に酔い痴れていた。

 「ハーッ。愛華さん、気持ちいいよ・・・。」
 「あら、トモミ。今は私じゃないのよ。」

 ハッとして智美は目を開けた。智美の前に愛華はコップを持ったまま立っていた。

 「エッ、じゃあ?」

 智美は慌てて後ろを見た。智美の肛門を貫いていたのは愛華の父親だった。

 「イヤーーッ!!」

 身を捩って逃れようとするのだが、愛華のペニスと同様、亀頭を大きくしているので抜け出せない。そしてもがいている内に高まってしまい、父の射精によって愛華よりもずっと大量に精液を大腸に送り込まれた途端、智美は絶頂を迎えた。がっくりとしてつらい快感の余韻の中にいた。

 「ウフフ・・・。」

 愛華は楽しそうに笑っている。

 「愛華、どうしたの?」
 「ええ、ずっと私はトモミの後ろに居たから、トモミのいく時の顔を初めて見たわ。凄く可愛い。だから正常位でセックスしたら、この可愛い顔を見ながら出来るのよね。楽しみで待ち遠しいわ。」

 智美は涙を溢れさせながらもがいていた。

 「お願い、やめて。ボク、女に成りたくない。お尻でセックスされるのはいいよ。だけど女には・・・。愛華さん、お父さんにやめさせて。」
 「だから人間としての私が言ったでしょう? インキュバスは騙すって。人間の私としてはトモミを女にするのは可哀想な気もしていたわ。だけどインキュバスの私は目覚めてしまったわ。今は人間の私もトモミを女にしてセックスしたいの。」
 「そうよ。トモミちゃんはもう戻れないのよ。まだ肉体的には戻れるけれどね。」
 「エッ、パパ、戻れちゃうの?」
 「だから肉体的にはよ。大量の女性ホルモンを入れてあるから、ここでやめてもある程度の女性化は進むの。だけど少しずつ男性ホルモンの影響で、時間は掛かるけれど、男性機能は回復するのよ。だけど、今やめたら死ぬ事になるのよ。」
 「死ぬ? どうして?」
 「トモミちゃんはもう食事が出来ないの。口からはインキュバススのオシッコや精液でないと受け入れられないのよ。お尻からなら出来るわよ。ママの様に栄養浣腸でね。だけど今のトモミちゃんに栄養浣腸の知識なんてないわ。だから愛華とのアナルセックスをやめ、栄養浣腸をしなければ餓死するわよ。誰か別の男の子の精液を飲む方法もあるけれど、私達程に量は出せないし、栄養価も低いですから、とても足りないわ。」

 それでも智美は泣き叫んでいた。

 「イヤだーーっ!! 抜いてーーーっ!!」
 「じゃあ、パパ。完全な女にしないとダメなのね?」
 「ううん、そこ迄は必要ないの。ターニングポイント、つまりアナルセックスをやめても戻れなくなるだけの精液を入れてしまえば、この子は女性化が確定するのよ。膣の出来具合からすると・・・、ママの時よりもずっと早そうね。あと二、三日ね。そうすれば自由にして上げられるわ。逃げ出す事は出来ませんからね。」

 智美はひたすらもがき続けるが、それは父の射精を促進させるだけでしかなかった。



 ベッドにロープで縛られてはいるが、手足とも後背位の状態でピッタリの長さなのである程度は動ける。ただ、解こうとしてベッドの足に手を伸ばそうとしても届かない長さだった。父が連続射精で疲労が出てくると、愛華が交代してアナルセックスを続ける。さすがに智美としては肛門が麻痺する程の連続オカマなので、快感は感じ難くなっている。二人分の精液と尿で大腸は勿論、小腸も埋め尽くしていた。
 智美はグロッキー状態で身体を投げ出していた。愛華父子にしても、感動のないアナルセックスには楽しさが少なく、智美の体内には充分な量の精液が入ったままなので、智美の疲労回復とともに父子も充分な回復をする為に休憩とした。愛華父子は普通の食事をしていたのだが、テーブルの向こう側で何かしている母の姿をボーっとしたまま智美は見つめていた。しゃがんでスカートの中で何かしているのをただ見つめていた。その視線に気付いた母は急いでその事を済ませて立ち上がったが、その手に持たれているゴムの管の付いた球が何であるかは分からないし、分かろうとする意思もなかった。
 汗と涙でベタベタになっている智美をタオルでそっと拭ってくれる母の手や表情からは暖かいものを感じる。

 「愛華さんのお母さん・・・。」

 智美は呟く様に声を掛けた。

 「トモミさん、大変だったわね。だけどつらいのは今だけよ。」
 「お母さん、お母さんもボクみたいに男だったって本当ですか?」
 「ええ、だから今のあなたの気持ちは良く分かるわ。」
 「だったら解いて下さい。ボクは女に成りたくない。」

 母は困った顔で微笑んでいた。

 「私もそうでした。無駄な事なのだけれど、とにかく逃げ出したかったわ。そしてどんな慰めの言葉も慰めにならなかったわ。」

 智美は声を殺して嗚咽する。

 「だけどこれだけは言えるわ。トモミさん、あなたは愛華を好き? 愛していますか?」
 「ウッ・・・、それは・・・。こんな事をされても嫌いにはなれない・・・。」
 「トモミさんは愛華と一緒に居たい、結婚したいのよね。だけどそれは男のトモミさんが女の愛華とセックスするだけが目的なの? 心の通い合いの無いセックスだけが目的なの?」
 「そんな・・・。」
 「そうよね。結婚はまだ分からないでしようが、あなたは愛華と恋人で居るのが嬉しいのでしょう? 愛華はインキュバスだから性器は男性よ。その恋人は女性でなくてはならないの。愛の無いセックスはつらいでしょうが、セックスの無い愛はもっとつらいわ。インキュバスは特に性欲が強いのよ。愛華も勿論そう。トモミさんは愛華をつらいままにさせておいて、勝手に自分だけが幸せだと思い込んでいればいいの? 愛華と恋人でいて、そして二人とも精神的にも肉体的にも幸せになる事は可能なのよ。少なくとも肉体的幸せは保証されているわ。インキュバスとのセックスは全てを投げ捨ててもいいと思える程だから。二人が幸せに、それだけではないわ。愛華の幸せは私達夫婦の幸せでもあるのよ。そしてそれが出来るのは、トモミさん、あなたなのよ。」
 「お母さん・・・、ボクは・・・。」

 ただ泣き伏すトモミだった。





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